太ると分かってはいても、ついついあげてしまうおやつ。「欲しそうに見つめられるとね。。。」と私たちの食べ物を上げてしまったり。おいしそうに食べるし、おねだりをされると少しくらいならと思ってしまいますよね。
ダイエットのコツは人間と同じです。食事(ドッグフード)やおやつから取るカロリーを抑えながら、運動をすることです。
ここでは、太りすぎのワンちゃんや、スリムな体系を維持するためのケア方法やドッグフードの選び方を紹介!さらにムリなく減量するための運動についても解説していきます。
まずは目標を立てましょう。減量プランを獣医とともに計画し、定期チェックをしながら挫折しないように頑張りましょう。また、ダイエット成功例なども参考にして、計画の立て方や、つらい時期の乗り切り方など、参考にしながら頑張るのもよいと思います。
この時、大切なのは無理なダイエットはせず、少しずつゆっくりしたペースを心がけることです。
なぜなら、ワンちゃんからしてみると、急に食事量を減らされたり、おやつをもらえなくなることは、意地悪をされていると感じてしまう事があり、そのせいで、いたずらが増えたり、攻撃的になるなんて事もあります。時には異物を食べたり、便を食べるようになる可能性があるので要注意です。
犬のダイエットは、ワンちゃん自身が「いつまでに痩せるぞ!」などといった自覚はない状態でスタートします。急激にダイエットするのは苦痛にしかならないのです。
太るのは簡単ですが、痩せるのには時間がかかります。1年間に1kgの減量をすると1カ月で85gの減量が可能です。もう少し頑張れそうだったら、1年間に2kg減量で、1カ月に170gの原料が可能です。このように大体の目安をもって少しづつ確実にゆっくり痩せていきましょう。
ドッグフードの袋には摂取カロリーが書いてありますが、これは標準的なドッグフードの量になります。減量するためには減量用のカロリー計算をする必要があります。
まず大切なのが、の肥満に配慮して、低脂肪・低カロリーに仕上げたフードであるということです。この時「体に必要な栄養分は摂取して健康的に痩せること」を忘れないようにしましょう。
量が減ることでカロリーは減っても、体を維持するために必要な栄養分も足りなくなってしまっては良くありません。
そして満腹感も大切です。カロリーを減らすために今までより量が少なくなってしまっては、ワンちゃんはすぐにお腹がすいてしまいます。また予防のためにはドッグフードに記載されているエサの量を守って与えるようにしましょう。
ダイエットに運動は欠かせません。ワンちゃんと一緒に楽しみながらできる運動をおすすめします。
オススメの運動の種類は、お散歩・ドッグランへ行く・アジリティトレーニング・・フリスビーで遊ぶ
通常のお散歩の時間は
小型犬:30分
中型犬・大型犬:60分
程度が目安とされています。ダイエットを目的とするならば、この時間より少し長めが良いでしょう。
お散歩は、飼い主さんのペースに合わせて歩くことが多いので、時にはドッグランで走るのもよいと思います。また、アジリティトレーニングやフリスビーは運動量が多く、かなりのカロリー消費が期待できるので、おすすめです。ただし高齢の犬たちには向きません。
現在では、40%近くのワンちゃんが肥満、または重度の肥満と言われています。大切なのは、結果を急いでの無理なダイエットはしないことと、きれいにダイエットするために栄養バランスを極端に崩さないように気をつけることです。また「少しくらいならいいかな」の積み重ねが、体重オーバーにつながります。おやつは1日の必要カロリー量の中に含めて肥満にならないように気をつけましょう。