猫のケージ「あげます」|もらう前に測る3か所と手放す費用

猫のケージ「あげます」|もらう前に測る3か所と手放す費用
  • URLをコピーしました!

猫のケージは大きくて高い。無料で譲ってもらえるなら、それがいちばんです。

「猫 ケージ あげます」は月に480回 検索されています[6]。ところが編集部が同じ調査の中を見ていくと、逆向きの語がほとんど伸びていませんでした。「猫 ケージ 譲ります」は月30回、「猫 ケージ 譲り たい」は月0回です[6]。

探している人は、手放したい人の16倍います。

くらすけ

くらすけ

みんなが「ください」って言っていて、「あげます」って言う人が少ないんでつか。

それ、並んでも順番が来ないやつでつ…

そしてもうひとつ、意外なところにお金が動いていました。この群でいちばんCPC(広告の入札額)が高いのは、もらう側の語ではなく「猫 ケージ 処分」($3.39)でした[6]。

目次

先に、数字だけ

何の数字か値出典
「猫 ケージ あげます」月480/難易度41/CPC$0.18[6]
🔴 「猫 ケージ 譲ります」月30/難易度40/CPC$0[6]
🔴 「猫 ケージ 処分」月30/難易度29/CPC$3.39(主軸の18.8倍)[6]
「猫 ケージ 中古」月210/難易度34/CPC$0.29[6]
🔴 「猫ケージ無料」月0[6]
杉並区の粗大ごみ400円・品目「ペット用品(ペット小屋除く)」[1]
新宿区の粗大ごみ400円・品目「ペット用品」(ペットサークル、ペットケージ、ペットトイレ、ペットキャリー等)[2]
千葉市の粗大ごみ390円・品目「ペットサークル・ペットケージ類」[3]
🔴 大阪市の粗大ごみ名指しの品目0件。幅+奥行+高さの合計で200/400/700/1,000円[4]
🔴 川崎市の粗大ごみ名指しの品目0件。最長辺で300/600/600/1,200円[5]
🔺 千葉市のキャットタワーだけ15kg未満390円/25kg未満780円/35kg未満1,170円/35kg以上1,560円[3]

測定条件: 2026年9月22日に、当編集部が5自治体の公式ページを直接取得し、NFKC正規化した本文に対して語を走査しました。ページの更新日は 杉並区2025年1月20日/新宿区2025年3月4日/千葉市2026年1月15日/大阪市2025年8月6日/川崎市2026年5月1日です。母集団は当編集部が確認した5自治体のみで、全国の傾向ではありません。

「もらいたい」だけが増えていて、「あげたい」が増えていない

まず、探し方そのものの話です。

語月間検索数
猫 ケージ あげます480
猫 ケージ 中古210
猫 ケージ 譲ります30
猫 ケージ 中古 楽天30
猫 ケージ 処分30
猫ケージ無料0
猫 ケージ 譲り たい0

出典はすべて[6]です。

ここは編集部の見方です。——「あげます」は掲示板サイトの投稿タイトルに使われる言い方で、探す人はその言葉をそのまま打ち込んでいます。いっぽう手放す側は、検索をしません。出品するだけだからです。

だからこの数字の差は、出品数の差そのものではありません。ただし「探せば見つかる」と考えて待つより、出てきたときにすぐ受け取れる準備をしておくほうが現実的だ、とは言えます。

もうひとつ、「猫ケージ無料」が月0なのも、そのまま受け取らないでください。無料でもらいたい人がいないのではなく、その言い方では誰も検索していないということです。同じことを指していても、語が違えば検索の数字には出てきません。

自治体のほうが、先に「もらってください」と言っていた

ここが、今回いちばん認識が変わったところでした。

編集部は「譲り合いは民間のサービスの話」だと思っていました。ところが粗大ごみのページを開くと、自治体自身がリユースを案内していました。

大阪市は、粗大ごみ処理手数料一覧の関連ページにこう書いています[7]。

粗大ごみに出す前に!「ジモティー」を活用して手軽にリユース

大阪市は、株式会社ジモティーと連携協定を締結し、リユース(再利用)の推進を行っています。

同じページには、サービスの中身もこう書かれています[7]。

近所で手渡し最短で当日中に取引が完了します。

会員登録、出品の際の手数料など一切かからず、全て無料で利用できます。

川崎市は、粗大ごみ処理手数料の表と同じページの末尾にこう置いています[5]。

粗大ごみに出す前に、リユースを検討してみませんか?

株式会社ジモティーと連携してジモティースポット川崎を開設しています。

まだ使える不要品を持ち込んでいただき、無料で引き取りいたします。

ここは編集部の判断です。——「あげます」の入口は、行政の側がすでに用意しています。足りていないのは、受け取る側が家の準備をしないまま取りに行ってしまうところです。ケージは、届いてから「入らない」と分かっても返せません。

⚠️ 今回確認できたのは大阪市と川崎市の2件だけです。他の自治体が同じ案内をしているかは、走査していません。お住まいの市区町村のごみのページを見てください。

もらう前に測る3か所

ケージは、玄関で止まります。編集部が当メディアの既存記事で確かめてきた寸法の論点を、もらう場面に並べ直すと3か所になりました。

1. 置く場所の「天井まで」

床の面積ではなく、高さです。猫のケージは3段が珍しくなく、上に余裕がないと最上段が使えません。置き場所と高さの決め方は、猫のケージの置き場所|高さで決まる窓際・リビングの選び方 にまとめてあります。

2. 搬入経路のいちばん狭いところ

組み立てた状態で受け取ると、玄関・廊下の曲がり・階段で止まります。手渡しでもらう場合、その場で分解できるか、車に積めるかを先に聞いてください。

3. 扉の前に必要な空き

ケージの扉は前に開きます。壁から何cm離して置けるかが決まっていないと、置けても開けられません。扉と内寸の見方は 猫の大型ケージ|大きい猫に合う寸法と入口の見方 で扱っています。

くらすけ

くらすけ

もらう前に測るのが3か所で、もらったあとに測ってもどうにもならないでつね。

順番がだいじでつ。

型番が分からないと、公表値は引けない

中古でいちばん困るのは、箱も説明書も無いことです。

当メディアは別の記事で、メーカーが公表している寸法欄そのものが書き方でそろっていないことを実測しています(猫ケージはホームセンターで買える?店舗受取の条件)。高さを「厚さ」の欄に入れている商品があり、耐荷重を書いている商品はごく一部でした。

つまり、型番が分かってもすべてが分かるわけではありません。それでも、型番が分からなければ何も引けません。

編集部としては、受け取る約束をする前に、本体に貼られた型番シールの写真を1枚もらっておくことをおすすめします。組み立て方も、多くのメーカーが型番ごとに取扱説明書を公開しています。

合わなかったときの出口は、自治体で決まり方が違う

もらったケージが合わなかったとき、あるいは使わなくなったとき。そこで初めてお金がかかります。

編集部が5自治体の公式ページを見たところ、手数料の決まり方が3通りに割れていました。

(a) 品目の名前で決まる(一律)

自治体品目名手数料
杉並区ペット用品(ペット小屋除く)400円[1]
新宿区ペット用品(ペットサークル、ペットケージ、ペットトイレ、ペットキャリー等。ペット小屋を除く)400円[2]
千葉市ペットサークル・ペットケージ類390円[3]

杉並区のページは、こう1行で書いています[1]。

ペットのケージは粗大ごみで400円です。品目は「ペット用品(ペット小屋除く)」です。

(b) 幅+奥行+高さの「合計」で決まる(大阪市)

大阪市の一覧には、ペット用ケージを名指しした品目がありません。本文6,118字に「ケージ」は0件でした[4]。

同ページはまず、料金の枠組みをこう書いています[4]。

粗大ごみ処理手数料は、1点につき200円、400円、700円、1,000円の4区分です。

そして、名前の付いていないものは第4区分「1から3の品目に該当しないもの」に入ります。その基準が3辺の合計です(当編集部が同ページの表から整理したもの)[4]。

幅・奥行・高さの合計手数料
1.5メートル未満のもの200円
1.5メートル以上2メートル未満のもの400円
2メートル以上2.5メートル未満のもの700円
2.5メートル以上のもの1,000円

3辺の合計なので、3段ケージのように高さのある製品は上の区分に入りやすくなります。

(c) 最長辺で決まる(川崎市)

川崎市も「ケージ」は0件でした[5]。表は最長辺で4区分に分かれています[5]。

1 最長辺が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの 300円

2 最長辺が50cm以上180cm未満のもの 600円

3 最長辺が180cm以上で幅が10cm未満のもの 600円

4 最長辺が180cm以上のもの(上記3に規定するものを除く) 1,200円

同じページに、こういう注記もあります[5]。

(注)例示の品目でも大きさ・材質によって処理手数料は異なります。

解体や折りたたむことにより処理手数料が異なることがあります。申込み時にご確認ください。

「ケージ」が一覧に無いのは、出せないという意味ではない

🔴 ここは読み違えやすいところです。

大阪市・川崎市で「ケージ」が0件だったのは、その品目を受け付けていないからではありません。料金の決め方が品目名の側ではなく寸法の側にあるからです。

⚠️ 川崎市の表は、自ら「品目例(50音順)」と書いています。網羅した一覧ではありません。新宿区も「こちらは、主な粗大ごみの手数料一覧です」と書いています[2]。一覧に無い=出せない、と読まないでください。

⚠️ ちなみに「ペット」という語で自治体のページを検索しても当たりません。大阪市の「ペット」5件は5件とも「カーペット」の一部、川崎市の3件は「カーペット」2件と「トランペット」1件でした。語の一部として数えられるだけで、ペット用品の話は1件もありません。

同じ市の中でも、ペット用品ごとに決まり方が違った

千葉市の一覧を見ていて、編集部が引っかかったところです[3]。

千葉市の品目手数料
ペットサークル・ペットケージ類390円(一律)
ペット用飼育かご・ケース390円(一律)
ペットキャリー(輸送箱)390円(一律)
ペット用トイレ(猫砂は可燃ごみ)390円(一律)
🔴 ペット用キャットタワー15kg未満390円/25kg未満780円/35kg未満1,170円/35kg以上1,560円

キャットタワーだけが重さで4段階に割れています。

今回確認した範囲では、なぜキャットタワーだけが重量制なのかは書かれていませんでした。ケージも重いものは10kgを超えます。それでも一律390円です。

編集部としては、ここは「制度が品目ごとに育ってきた結果」だと見ています。ただし資料に根拠は書かれていないので、断定はできません。

費用はいくら?

もらう側の費用は0円ではありません。今回の実測から言えるのは、次の3つです。

  1. 運ぶ費用——手渡しなら車が要ります。軽自動車に3段ケージが組み立てたまま入るかは、その場で分かります
  2. 掃除の手間——これは金額になりません
  3. 手放すときの費用——今回の5自治体では390円〜1,200円(大阪市・川崎市は寸法で変わるため上限側の値も含みます)

つまり、無料でもらったケージを1回手放すと、だいたい400円前後からというのが、今回確認した範囲での目安です。

⚠️ 金額は自治体・年度・サイズで変わります。必ずお住まいの市区町村の最新のページで確認してください(確認日は本文中に記載しています)。

よくある質問

Q. 「猫 ケージ あげます」で調べても、よくある質問が出てきません

A. 実際に出ません。編集部がラッコキーワードの「よくある質問検索」でこの語を測ったところ、0HITでした(2026年9月22日実測)。質問の形が育っていない語です。探すなら「譲ります」「中古」も併せて打ち込んでみてください。

Q. もらった中古のケージは、消毒したほうがいいですか?

A. 🔴 この記事では扱いません。衛生・感染症は健康の話で、編集部は今回、獣医師監修の一次資料を用意していません。かかりつけの動物病院にご相談ください。

Q. 賃貸でも置けますか?

A. 置くだけなら工事は不要です。ただし床の傷は別の話になります。ペットのフローリングの傷|直し方4つと、選ぶ順番 を参照してください。

Q. 自治体のリユース案内は、どこの市区町村にもありますか?

A. 今回確認できたのは大阪市と川崎市の2件だけです。他の自治体は走査していません。「無い」とは言えませんし、「ある」とも言えません。

Q. 大きすぎたので分解して普通ごみに出せますか?

A. 川崎市は「解体や折りたたむことにより処理手数料が異なることがあります。申込み時にご確認ください」と書いています[5]。自治体によって扱いが違うので、自分で判断せず受付に聞いてください。

編集部の結論

  • 「猫 ケージ あげます」は月480、「譲ります」は月30。探す側の言葉だけが育っている[6]
  • 入口は行政が用意していた。大阪市・川崎市は、粗大ごみのページから公式にリユースを案内している[5][7]
  • もらう前に測るのは3か所。置き場所の天井まで/搬入経路のいちばん狭いところ/扉の前の空き
  • 出口の費用は、自治体で決まり方が3通りに割れる。品目名で一律(390〜400円)/3辺の合計(大阪市)/最長辺(川崎市)
  • 「ケージ」が一覧に無いのは、出せないという意味ではない。料金の決め方が寸法側にあるということ

編集部としては、無料でもらうこと自体は合理的だと考えています。ただし返せないのがケージです。取りに行く前に、上の3か所を測っておいてください。

記事だけでは判断できないこと

置き場所に納まるか、搬入経路を通るかは、家の間取りと通路の幅で変わります。天井までの高さ、エアコンの位置、廊下の曲がり——ここは資料では決まりません。

写真を見ながらであれば、置ける場所の候補まで一緒に絞り込めます。

→ 住まいの相談をする(無料)

参考文献・出典

  1. 杉並区「ペットのケージ」(ごみと資源 分別検索・ページID 16847・更新日 2025年1月20日)

– 「ペットのケージは粗大ごみで400円です。品目は「ペット用品(ペット小屋除く)」です。」

– https://www.city.suginami.tokyo.jp/gomibunbetsu/he/00726.html (2026年9月22日確認・本文999字)

  1. 新宿区「粗大ごみの処理手数料一覧」(最終更新日 2025年3月4日・ページID 000003033)

– 「ペット用品 400円 ペット小屋を除く ペットサークル、ペットケージ、ペットトイレ、ペットキャリー等」

– 「こちらは、主な粗大ごみの手数料一覧です。」

– https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file09_05_00001.html (2026年9月22日確認・本文14,918字)

  1. 千葉市「粗大ごみ処理手数料一覧」(更新日 2026年1月15日)

– 「ペットサークル・ペットケージ類 390円」「ペット用飼育かご・ケース 390円」「ペットキャリー(輸送箱) 390円」「ペット用トイレ(猫砂は可燃ごみ) 390円」

– 「ペット用キャットタワー 15kg未満390円/25kg未満780円/35kg未満1,170円/35kg以上1,560円」

– https://www.city.chiba.jp/kankyo/junkan/shushugyomu/sodaigomitesuryo.html (2026年9月22日確認・本文11,957字)

  1. 大阪市「粗大ごみ処理手数料一覧表」(ページ番号 384507・2025年8月6日)

– 「粗大ごみ処理手数料は、1点につき200円、400円、700円、1,000円の4区分です。」

– 第4区分「1から3の品目に該当しないもの」の基準:幅・奥行・高さの合計が 1.5メートル未満のもの 200円/1.5メートル以上2メートル未満のもの 400円/2メートル以上2.5メートル未満のもの 700円/2.5メートル以上のもの 1,000円

– 当編集部が走査:本文6,118字に「ケージ」0件・「かご」0件・「カゴ」0件・「籠」0件・「小屋」0件・「犬」0件・「猫」0件・「鳥」0件。「ペット」5件は5件とも「カーペット」の一部

– https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000384507.html (2026年9月22日確認)

  1. 川崎市「粗大ごみ処理手数料」(公開日 2023年7月1日/更新日 2026年5月1日)

– 「1 最長辺が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの 300円」「2 最長辺が50cm以上180cm未満のもの 600円」「3 最長辺が180cm以上で幅が10cm未満のもの 600円」「4 最長辺が180cm以上のもの(上記3に規定するものを除く) 1,200円」

– 「(注)例示の品目でも大きさ・材質によって処理手数料は異なります。」

– 「解体や折りたたむことにより処理手数料が異なることがあります。申込み時にご確認ください。」

– 「粗大ごみに出す前に、リユースを検討してみませんか?」「株式会社ジモティーと連携してジモティースポット川崎を開設しています。」「まだ使える不要品を持ち込んでいただき、無料で引き取りいたします。」

– 当編集部が走査:本文5,514字に「ケージ」0件。「ペット」3件は「カーペット」2件・「トランペット」1件

– https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000005445.html (2026年9月22日確認)

  1. ラッコキーワード「サジェストキーワード(Google)」

– 猫 ケージ あげます(月480/SEO難易度41/CPC$0.18)、猫 ケージ 中古(月210/難34/$0.29)、猫 ケージ 処分(月30/難29/$3.39)、猫 ケージ 譲ります(月30/難40/$0)、猫 ケージ 中古 楽天(月30/難34/$0)、猫ケージ無料(月0)、猫 ケージ 譲り たい(月0)

– 取得日 2026年9月11日(`.tmp/rakko-2026-09-11/H1_suggest.txt` 439・605・691・707・951・1009・1027行目)

  1. 大阪市「「ジモティー」を活用して、リユースを検討してみませんか?」(ページ番号 581770・2026年6月2日)

– 「粗大ごみに出す前に!「ジモティー」を活用して手軽にリユース」「大阪市は、株式会社ジモティーと連携協定を締結し、リユース(再利用)の推進を行っています。」

– 「近所で手渡し最短で当日中に取引が完了します。」「会員登録、出品の際の手数料など一切かからず、全て無料で利用できます。」

– https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000581770.html (2026年9月22日確認・本文2,639字)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メーカーの仕様書やFAQを複数社ぶん並べて、書いてあることの違いを確かめてから記事にしています。「ペット用」と書いてあっても、中身は各社でけっこう違います。工事が要らないなら要らないと書きますし、間違えたら訂正を出して残します。

目次