「ペットのくらし」について

フローリングで犬が滑る。掃除しても猫のおしっこのニオイが取れない。爪とぎで壁がボロボロになる。

こういう悩みを検索すると、だいたい同じ形の記事が出てきます。「ペット用の床材がおすすめ」「消臭効果のある壁紙を」。読み終わっても、結局うちはどうすればいいのかが分からない。

そこを埋めたくて、このサイトを始めました。

記事を書く前にやっていること

まずメーカーの資料を読みに行きます。通販サイトの商品説明ではなく、メーカー自身が出している仕様や公式のFAQまで。そして、できるだけ複数社を並べます。

1社だけ見ていても気づけないことがあるからです。

たとえば「ペット用クッションフロア」を3社分並べたとき、リリカラの公式FAQにこう書いてありました。「一般的なフローリングと比較して表面が滑りにくくなっています」。比べている相手はフローリングであって、普通のクッションフロアではない。

滑り止めワックスでは、もっとはっきり分かれました。リンレイは「オシッコの放置により、滑り止め効果が低下する場合があります」。アサヒペンは「おしっこや洗剤がかかっても変色やはがれを起こしにくい」。同じ「ペット用」で、正反対のことが書いてあります。

粗相のある家なら、この一点だけで選ぶ製品が変わります。

間違えたら、消さずに直します

「犬の肉球を前提にした滑りの試験データは、どのメーカーも公表していない」。そう書いた記事が3本ありました。

これは間違いでした。

サンゲツが、犬の肉球のやわらかさを模した発泡ゴムに麻織物をかぶせた滑り片で測った数値を公表していました。商品ページのひとつ下の階層にあって、こちらが見つけられていなかっただけです。

3本とも、記事の冒頭に訂正を出しました。書き換えて済ませず、何を間違えたかが残る形にしています。

工事を勧めるサイトではありません

足裏の毛を切っただけで、滑らなくなることがあります。リンレイも、滑り止め効果は「犬種、ツメ・肉球間の毛の長さ等により異なります」と書いています。メーカー自身がそう言っている。

だから床の記事では、「まず足裏の毛と爪。次に滑る場所だけマット。それでも足りなければ工事」という順番を勧めています。全面張り替えは、たいてい最後です。

工事が要らないなら、要らないと書きます。

数字の書き方

費用は幅で書きます。「6畳で3万円」とは書きません。既存の床の状態、施工範囲、製品のグレードで倍近く変わるからです。

出典が取れなかった金額は、書きません。「見積で確認してください」で止めます。実際、コルク床の記事では相場情報が見つけられなかったので、金額を空欄にしたまま公開しています。

補助金のように年度で変わるものは、確認した日付を本文に入れています。

健康に関わる内容

関節への負担、高齢期の身体の変化、落下のリスク。こうした話には必ず出典をつけます。大学・学会・査読論文・公的機関・メーカーの公開試験データ。個人のブログやまとめ記事は根拠にしません。

書き方も「〜と報告されています(出典)」の形にしています。当メディアが医学的・獣医学的な断定をすることはありません。

そして、分かる範囲と分からない範囲を分けて書きます。

たとえば「滑る床は犬の関節に悪い」という話。査読論文で確認できたのは、生後3週齢までの子犬について、産室の床材と股関節形成不全の関連を示したデータでした。成犬が家のフローリングで滑ることの影響を定量的に示した一次情報は、見つけられていません。だからそう書いています。

獣医師の監修者はまだいません。いないのに「監修」と表示するのは虚偽になるので、署名は編集部のままです。監修者を確保できたら、遡ってレビューしたうえで監修表記を付けます。

住まいの工事で解決できないことは、そう書きます。ペットの体調や行動で気になる変化があれば、かかりつけの獣医師にご相談ください。

扱っているテーマ

  • 床・すべり対策 — 滑る、傷がつく。床材の選び方、コーティング、部分施工
  • 猫と暮らす — キャットウォーク、脱走防止、猫用の造作
  • 消臭・傷・汚れ — 壁の下地まで染みたニオイ、爪とぎ対策
  • 音・暑さ寒さ・窓 — 鳴き声の防音、留守番中の室温、内窓
  • 費用と業者選び — 工事別の相場、業者の見極め方、補助金

運営

t.style株式会社(https://tstyle.marketing/)

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ご利用にあたって

本サイトの情報は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の住宅の状況やペットの状態に対する診断・助言に代わるものではありません。実際の工事は、現地調査のうえ施工会社の見積・提案をご確認ください。ペットの体調や行動で気になる変化がある場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。