猫の脱走防止をホームセンターで|犬用の柵との見分け方

猫の脱走防止をホームセンターで|犬用の柵との見分け方
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週末にホームセンターへ行って、猫の脱走防止の柵を買ってこよう。「猫 脱走 防止 ホームセンター」は月に140回、「柵」を足した「猫 脱走 防止 柵 ホームセンター」は月に170回検索されています[9]。

編集部も、カインズのネットストアで「猫 脱走防止」と検索してみました。出てきたのは32件。そのうち、部屋や廊下に立てる柵・ゲートは6件でした。

気になったのは、その6件の「適応種」の欄です。「猫用」と書かれていたのは1件だけ。残りの5件は犬用か、何も書かれていませんでした。そして犬用の柵の説明には、「跨ぎやすい高さ40cm」という言葉が特長として並んでいました[2]。

くらすけ

くらすけ

「猫 脱走防止」で探して出てきたのに、猫用じゃないってことでつか…?

目次

先に、数字だけ

何の数字か値出典
カインズで「猫 脱走防止」と検索した結果32件[1]
🔺 うち、室内に立てる柵・ゲート6件[2]〜[7]・当編集部の分類
🔴 うち「猫用」と書かれているもの1件(46,800円)[5]
犬用と書かれているもの4件[2][3][4][7]
適応種の記載がないもの1件[6]
高さが書かれた犬用・記載なしの柵4件・40〜74cm[2][3][4][6]
猫用の柵の高さ181cm[5]
🔴 「またぎやすい」を特長に書いているもの2件(40cm・50cm)[2][6]

測定条件: 2026年9月27日13時台に、当編集部がカインズのネットストアを受け取る店を選ばない状態で取得しました。価格・在庫は取得した時点の表示です。今回の母集団はカインズ1社のネットストアで、店頭の品ぞろえや他のホームセンターは含みません。

「猫 脱走防止」で出てくる32件の中身

32件を、商品名と説明から編集部で分けると、こうなりました(重複して並ぶ商品もそのまま数えています)。

分類件数
室内に立てる柵・ゲート6件
ペットカート7件
屋外用のアイアンフェンス(庭・花壇向け)6件
キャリー・リュック5件
網戸の保護シート3件
虫よけのクリップ2件
猫よけ(屋外の野良猫向け超音波)1件
猫を落ち着かせるネット1件
メッシュネット1件

商品名に「飛び出し防止」とあるペットカートやキャリーが、検索にかかっていました。「脱走防止」で探すと、家の中の話ではないものも混ざります。

柵として使えそうなのは6件です。この6件を、1件ずつ開いて表示を確かめました。

6件の柵を、表示どおりに並べると

商品(カインズの表示名)価格(税込)適応種高さ取り付け幅
置くだけ簡単 ペットフェンス M2,780円小型犬用約40cm置くだけ(幅約90cm)
ペットゲート とおせんぼ S4,980円記載なし50cm65〜90cm
ペット用ゲート S8,800円超小型犬、小型犬用約50cm約77〜90cm
ペット用ゲート M9,800円小型犬、中型犬用約74cm約77〜90cm
ペット用 木製おくだけドア付ゲート M21,800円小型犬用記載なし置くだけ
リッチェル キャットセーフティゲートBE46,800円猫用(体重目安5kg以下)181cm72〜95cm

出典: [2]〜[7]

高さで見ると、猫用の1件だけが桁違いです。犬用でいちばん高いペット用ゲートM(74cm)と比べて、181cmは約2.4倍あります(当編集部の計算)。

⚠️ すき間(格子の間隔)の数値は、今回の6件では比べられませんでした。犬用のゲート2件は「格子幅が狭いから犬が抜けだしにくい」と書いていますが、何cmかは表示にありません[3][4]。

犬用の柵は「人がまたげる」ように作られている

6件の説明を読んで、編集部がいちばん意外だったのはここです。

犬用の2件は、低さを特長として書いていました。

  • 置くだけ簡単 ペットフェンス M:「跨ぎやすい高さ40cm」[2]
  • ペットゲート とおせんぼ S:「またぎやすい高さ50cm」[6]

柵をまたぐのは、犬ではなく人です。毎日その柵を越えて行き来する飼い主のための高さ、と読むのが自然でしょう。

一方、猫用として出ている1件は、同じ説明の位置にこう書いています。

  • リッチェル キャットセーフティゲートBE:「猫の脱走を防止。飛び越えにくい181cmのハイタイプ。」[5]

「またぎやすい」と「飛び越えにくい」。同じ「脱走防止」の検索結果の中で、柵の高さが目指している方向が逆でした。

⚠️ 猫が何cm跳べるかについて、編集部は出典として使える一次資料を確認できていません(猫の脱走防止|柵の高さと隙間、家の出口の測り方でも同じ判断をしました)。この記事でも数字は書きません。言えるのは、猫用の柵を出しているメーカーが181cmを「飛び越えにくい」高さとして出している、というところまでです。玄関・廊下向けの猫用の柵は、各社181〜190cmに集まっていました(上の記事で4製品を比べています)。

くらすけ

くらすけ

ボクがまたげる高さは、猫にとってもきっと「またげる」でつね。

注意書きにも「犬」と書いてある

置くだけ簡単 ペットフェンス M の使用上の注意には、こう書かれていました。

本製品は愛犬用簡易フェンス(室内用)です。本来の用途以外には使用しないでください。[2]

ペット用ゲート S・M の注意書きは「本製品はペットの移動防止のためのものですので、それ以外の目的では使用しないでください。」でした[3][4]。こちらは「ペット」ですが、適応種の欄はどちらも犬です。

猫に使ってはいけない、とはどこにも書かれていません。ただ、猫に使えると書いてあるわけでもない。表示の上では、猫は想定の外にある、というのが編集部の読みです。

猫用の1件は、店では受け取れない表示だった

もう1つ、買い方の違いがありました。

店舗受取の表示
置くだけ簡単 ペットフェンス M/ペット用ゲート S/ペット用ゲート M「店舗受取」の欄あり[2][3][4]
ペットゲート とおせんぼ S/木製おくだけドア付ゲート M在庫0の表示[6][7]
リッチェル キャットセーフティゲートBE「この商品は店舗受取対象外です」[5]

「近くのホームセンターで見て、その場で持ち帰る」がしやすいのは犬用のほうで、猫用の1件は配送だけの表示でした。🔺 店頭に並んでいるかどうかは、今回は確かめていません(店を選んでいない状態の表示です)。

窓からの脱走なら、柵ではなく網戸の話になる

同じ32件の中に、網戸の保護シートが3件入っていました[1]。

  • ペットの爪から網戸を守るシート(幅75cm×丈94cm):「細かいメッシュでペットの爪から網戸を守ります。ファスナーテープで既存の網戸に後付け。」[8]

猫が出ていく場所が玄関ではなく窓なら、立てる柵ではなく網戸側の対策になります。網戸の破れ・開けられ方の違いは猫の網戸対策|壊される・開けられるを防ぐ順番に、100均でできる範囲は猫の網戸対策を100均で|できる範囲と、効かない場面にまとめています。

ホームセンターで柵を選ぶときに見る順番

編集部が6件を読んで、見る順番をこう決めました。

  1. 適応種の欄を見る。「猫用」と書かれていなければ、猫を想定した高さではない可能性が高い
  2. 高さを見る。説明に「またぎやすい」「跨ぎやすい」とあれば、それは人がまたぐための高さ
  3. 取り付け幅と、家の幅を比べる。今回のつっぱり式は65〜95cmの範囲に分かれていた。柵を立てたい場所の幅を、先に測っておく
  4. 受け取り方を見る。猫用は店舗受取対象外の表示だった。店で持ち帰るつもりなら、その前に確かめる

幅と高さの測り方、柵の手前に置く家具(足場)の考え方は、猫の脱走防止|柵の高さと隙間、家の出口の測り方に詳しく書きました。ホームセンターの材料で自分で組む場合は、猫の脱走防止柵を手作り|100均の材料で届く高さとすき間が参考になります。

「どれがいいか」には、この記事は答えていません

ペットのくらしは、特定の製品に順位を付けたり「おすすめはこれ」と書いたりしません。実物を取り寄せて、猫で試していないからです。

この記事で確かめたのは、「猫 脱走防止」で探したときに出てくる柵が、表示の上で誰のためのものかという一点です。

FAQ

Q. ホームセンターの犬用のゲートは、猫には使えませんか?

A. 今回確かめた犬用の柵の注意書きに「猫には使えない」とは書かれていませんでした。ただ、適応種の欄は犬で、高さは40〜74cm、うち2件は「またぎやすい」高さを特長にしていました[2]〜[4][6]。猫用として出ている柵の高さ(181cm)とは大きく違います[5]。

Q. 猫用の柵は、ホームセンターでも買えますか?

A. 今回のカインズのネットストアでは、「猫用」と書かれた柵が1件ありました(リッチェル キャットセーフティゲートBE・46,800円)。ただし「この商品は店舗受取対象外です」と表示されていました[5]。

Q. 置くだけの柵と、つっぱり式はどちらがいいですか?

A. 今回の6件のうち置くだけのタイプは2件で、どちらも適応種は小型犬用でした[2][7]。猫用として出ていた1件はつっぱり式でした[5]。どちらがよいかは、柵を立てる場所に上下で突っ張れる面があるかで変わります。

Q. ほかのホームセンターも同じですか?

A. 今回はカインズ1社のネットストアだけを確かめています。コメリの猫ケージの売り場の表示は猫ケージをコメリで買う|取り置き・送料と耐荷重の見方にまとめました。

編集部の結論

ホームセンターで「猫 脱走防止」と探すと、柵は見つかります。ただ、今回見た6件のうち「猫用」と書かれていたのは1件で、残りは犬用か記載なしでした。

  • 犬用の柵は40〜74cm。うち2件は「またぎやすい」を特長にしている
  • 猫用の1件は181cmで、「飛び越えにくい」を特長にしている
  • 猫用の1件は46,800円で、店舗受取対象外の表示

編集部の考えでは、ホームセンターで柵を選ぶときは、値段より先に「適応種」の欄を見るのがいちばん確実です。そこに「猫」と書かれていなければ、その柵の高さは猫を想定して決められていない。そう読んでから、家の幅と高さを測るほうが、買ってから困ることが少ないと思います。

くらすけ

くらすけ

まず「適応種」を見て、それから玄関の幅を測るでつね。

柵を立てたい場所が玄関なのか廊下なのか、上下に突っ張れる面があるか、手前に靴箱などの足場になる家具があるかは、家ごとに違います。写真を見ながらの確認もできますので、迷ったら無料の相談窓口をお使いください。

参考文献・出典

(すべて2026年9月27日13時台に編集部が直接確認。受け取る店を選ばない状態)

  1. カインズ ネットストア「“猫 脱走防止”の検索結果」

– 「( 32 件中 1 – 32 件を表示 )」

– https://www.cainz.com/search?q=%E7%8C%AB%20%E8%84%B1%E8%B5%B0%E9%98%B2%E6%AD%A2

  1. カインズ「置くだけ簡単 ペットフェンス M」2,780円

– 「(約)幅90」「(約)高さ40」「小型犬用」「・置くだけで簡単に設置できるペットフェンス・跨ぎやすい高さ40cm」「本製品は愛犬用簡易フェンス(室内用)です。本来の用途以外には使用しないでください。」

– https://www.cainz.com/g/4550596165905.html

  1. カインズ「ペット用ゲート M」9,800円

– 「高さ:(約)74」「小型犬、中型犬用」「格子幅が狭いから犬が抜けだしにくい」「本製品の使用可能な取付幅は(約)77cm~90cmです。」

– https://www.cainz.com/g/4549509210382.html

  1. カインズ「ペット用ゲート S」8,800円

– 「高さ:(約)50」「超小型犬、小型犬用」「本製品はペットの移動防止のためのものですので、それ以外の目的では使用しないでください。」

– https://www.cainz.com/g/4549509210375.html

  1. カインズ「リッチェル キャットセーフティゲートBE」46,800円

– 「猫の脱走を防止。飛び越えにくい181cmのハイタイプ。簡単に取り付けられるつっぱり式の片開きゲートです。」「猫用。体重目安/5kg以下。」「取り付け幅:72~95(cm)」「この商品は店舗受取対象外です」

– https://www.cainz.com/g/9680800007877.html

  1. カインズ「ペットゲート とおせんぼ S」4,980円

– 「伸縮式つっぱり棒でしっかり固定するペットゲート。使用幅65‐90cm。またぎやすい高さ50cm。」「在庫 0」

– https://www.cainz.com/g/4955303532900.html

  1. カインズ「ペット用 木製おくだけドア付ゲート M」21,800円

– 「小型犬用」「在庫 0」

– https://www.cainz.com/g/4973655584811.html

  1. カインズ「ペットの爪から網戸を守るシート グレー CZSDK-7501 幅75cm×丈94cm」1,380円

– 「細かいメッシュでペットの爪から網戸を守ります。ファスナーテープで既存の網戸に後付け。」

– https://www.cainz.com/g/4977932270848.html

  1. ラッコキーワード(ライトプラン)。サジェストキーワード「猫 脱走 防止 ホームセンター」3HIT(2026年9月27日実測・1クレジット)。「猫 脱走 防止 ホームセンター」月140/「猫 脱走 防止 柵 ホームセンター」月170

– https://rakkokeyword.com/

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この記事を書いた人

メーカーの仕様書やFAQを複数社ぶん並べて、書いてあることの違いを確かめてから記事にしています。「ペット用」と書いてあっても、中身は各社でけっこう違います。工事が要らないなら要らないと書きますし、間違えたら訂正を出して残します。

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