ペットの消臭袋|防臭袋との違いと臭いが漏れる原因

ペットの消臭袋|防臭袋との違いと臭いが漏れる原因
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うんちを入れて、口を結んで、ゴミ箱へ。それでも、しばらくすると部屋が臭う。

そこで「消臭袋」を探すことになるのですが、編集部が引っかかったのは、メーカーの言葉のほうでした。

公式ページを3社読むと、「消臭」を袋の機能として名乗っているのは1社だけでした。いちばん知られている BOS は、「臭いを消すのではない」とはっきり書いていました[2]。

くらすけ

くらすけ

「消臭袋」で探して、「消臭じゃないです」って言われたでつ。どういうことでつか?

目次

先に、数字だけ

何の数字か値出典
「ペット 消臭袋」月140/SEO難易度29/CPC$0.17[6]
🔴 3社のうち「消臭」を袋の機能として書いている会社1社(ペットライブラリー)[1][2][4][5]
BOS が測っている物質と、検出限界スカトール/0.04ppm[1]
ライオンペットが測っている物質と、時間硫化水素ガス・アンモニアガス/72時間後[4]
🔴 2つの数字を比べられるか比べられない(物質も時間も違う。判断は当編集部)[1][4]
「結び目より上の汚れ」への注意3社中2社が書いている[2][4]
BOS イヌ用の袋の大きさSS 17×27cm / S 20×30cm / M 23×38cm / L 30×40cm[1]

測定条件: 2026年9月29日に、当編集部が3社の公式ページ(計7ページ)を直接取得し、本文を NFKC 正規化して語を走査しました。母集団はメーカー3社で、市場全体の傾向ではありません。画像の中の文字は走査していません。

「消臭袋」と「防臭袋」は、何が違う?

BOS の FAQ が、この問いにそのまま答えていました[2]。

消臭は、発生した臭いを取り除いたり、弱めたりする考え方です。

一方、BOSは臭いを「消す」のではなく、臭いそのものを袋の外に漏らさない「防臭」という考え方でつくられています。

そして同じ FAQ で、「BOSは薬剤を一切使用しておりません」としています[2]。

つまり——

  • 消臭 = 出てきた臭いを、成分で取り除く・弱める
  • 防臭 = 臭いを、袋の外へ出しにくくする

「消臭袋」という言葉は、検索する側の言葉です。いちばん知られている BOS は、自分の袋を消臭袋とは呼んでいません。

⚠️ ただし、これは BOS による説明です。BOS は同社のコラムで「消臭袋は、消臭剤が袋に入っています。しかし、袋に入っている消臭剤の量は数百mgくらい。」と書き、消臭袋の効果に否定的です[3]。競合する側の書き方なので、そのまま結論にはしません。編集部が確かめられたのは「BOS がそう説明している」までです。

消臭剤・脱臭剤・防臭剤・芳香剤が業界の自主基準の上で別の区分であることは、ペットの消臭で最強はどれ?表示の見方と選ぶ順番で確かめてあります。

3社は、自分の袋をどう書いている?

読んだのは次の3社です。

BOS(クリロン化成)ライオンペットペットライブラリー
袋の呼び方うんちが臭わない袋ウンチもオシッコも臭わない袋うんち処理袋
今回読んだページの対象イヌ用猫ちゃんの排泄物専用処理袋犬猫用
🔴 機能の書き方「防臭」。臭いを「消す」のではない「ブロック」「ニオイ漏れのなさ」「防臭+消臭」
薬剤・消臭成分一切使用しておりません記載なし消臭成分の入ったフィルム
構造臭いが漏れるスピードをゆっくりにする設計7層構造&特殊フィルム7層のフィルム
材質(イヌ用ページに記載なし)ポリエチレン、他ポリエチレン、ポリアミド
出典[1][2][4][5]

ペットライブラリーの商品名は「防臭+消臭!うんち処理袋」で、説明は「消臭成分の入ったフィルムが気になる臭いを分解、7層のフィルムが嫌なニオイをブロック!!」です[5]。防臭と消臭の両方を名乗っているのは、3社のうちこの1社でした。

⚠️ 「消臭成分が入っているほうが強い」とも「入っていないほうが強い」とも、この表からは言えません。考え方が違う、というところまでです。

くらすけ

くらすけ

消す袋と、閉じこめる袋。名前は似てても、やってることが別なんでつね。

「99%」と「0.04ppm」は、比べられる?

数字を出していたのは2社です。

ライオンペットは「ウンチ、オシッコ臭を3日間99%ブロック」とし、その根拠を「硫化水素ガス、アンモニアガスの72時間後のニオイ漏れのなさ(第三者機関調べ)」と書いています[4]。

BOSは「袋にスカトールを入れて密封し、経過時間ごとに袋から漏れ出たスカトールの検出濃度を測定しました。」とし、結果を「検出不能」、その意味を「高感度センサー測定限界値(0.04ppm)以下であり検出されず」と書いています[1]。

並べると、こうなります。

BOSライオンペット
測った物質スカトール(大便などに含まれる悪臭成分)硫化水素ガス・アンモニアガス
時間「経過時間ごとに」(本文テキストに時間の記載なし)72時間後
結果の書き方検出限界 0.04ppm 以下99%ブロック
誰が測ったか記載なし第三者機関

🔴 物質も、時間も、結果の単位も違います。だから「99%」と「0.04ppm以下」を並べて、どちらが上とは言えません(判断は当編集部)。

⚠️ もう1つ、分からないことがありました。ライオンペットの「99%」が何と比べての99%なのかが、ページの本文テキストに書かれていません(「比較」「ブランク」0件・当編集部が走査)。グラフや画像に書かれている可能性はあります。当編集部は画像の中の文字を読んでいません。

BOS には、人が嗅いだ試験もあります。「市販のうんち袋3種類とBOSに、うんち入りおむつを入れた後、5分後・10分後・数時間後・2日後…7日後のタイミングで臭い漏れを確認してもらいました。」とし、「BOSは、1週間経っても8割以上の方が臭いを感じないと回答。」としています[1]。比べた相手の3種類が何かは書かれていません。

それでも臭うのは、なぜ?

ここが、読んでいていちばん役に立ったところです。

2社が、同じ注意を書いていました。

結び目よりも上に、汚れが付くと臭いが防げません。(ライオンペット[4])

袋が破れていたり、結び目より上に汚れが付いたりすると臭いが防げませんのでご注意ください。(BOS[2])

袋がどれだけ優れていても、結び目の外側が汚れていれば、そこから臭います。袋の性能の問題ではなく、入れ方の問題です。

ライオンペットは破れについても「突起物などにひっかかると、破れることがあります。」と書いています[4]。

そして BOS は、自社の袋についても完全ではないと書いています。

※BOSの防臭性能は大変優れていますが、完全に防ぐものではなく、ご利用される環境などによっては臭い漏れを感じる場合があります。([1])

理由の説明もありました。「臭いは、袋の結び目だけでなく袋全体から漏れるので、結ぶだけでは臭いを閉じこめることはできません。」「どんな袋でも臭いは通過します。」[1]。BOS は、臭いが漏れるスピードをゆっくりにして、人が臭いとして感じる濃さ(嗅覚閾値)を超えないようにする、という考え方だと説明しています[1]。

「半永久的」と「完全ではない」は、矛盾している?

BOS のコラム(2018年1月22日付)には「防臭袋(BOS)は、袋自体がにおいを通しにくいので、防臭効果は半永久的です。」とあります[3]。一方、特徴ページと FAQ には「完全に防ぐものではなく」とあります[1][2]。

編集部は、これを矛盾とは読みませんでした。

  • 「半永久的」は どれだけ長く効くか(薬剤が切れる、ということがない)
  • 「完全ではない」は どれだけ防げるか(漏れがゼロではない)

軸が違う話です(読み方は当編集部)。FAQ の「薬剤を一切使用しておりませんので、開封・未開封に限らず使用期限はございません。」[2]は、前者の軸の説明と読めます。

くらすけ

くらすけ

長くもつけど、ゼロにはならない。だから、結び目の上をよごさないのが大事なんでつね。

袋の大きさは、何で選ぶ?

BOS のイヌ用ページは、袋の大きさを犬の大きさとペットシーツの大きさで分けていました[1]。

サイズ袋の寸法メーカーが書いている用途
SS17cm×27cm(黒色のみ 17cm×28cm)うんち処理(小型犬用)
S20cm×30cm(黒色のみ 20cm×32cm)うんち処理(中型犬用)※シーツ処理(レギュラーサイズ)も可
M23cm×38cmうんち処理(大型犬用)※シーツ処理(ワイドサイズ)も可
L30cm×40cmシーツ処理用(スーパーワイドサイズ)

結び目の上を汚さないためには、袋に余裕が要ります。口を結ぶぶんの長さが残らない大きさだと、どうしても結び目の近くに汚れが来ます。迷ったら、1つ大きいほうを考えるのが、上の注意とつじつまが合います(判断は当編集部)。

ペットシーツの大きさそのものと替えどきは、犬のトイレの臭い|シートの替えどきと消臭表示の見方にまとめています。

袋を溜めておく場所で、差が出る

ゴミの日まで、袋はどこかに溜まります。袋の外に出た臭いは、置き場所の空気にたまります。

  • ゴミ箱の中に、袋を破る突起がないか(ライオンペットの注意[4])
  • その場所に換気の経路があるか(窓・換気扇・給気口)
  • 人がよく通る場所か(ふたを開ける回数が増えるほど、部屋に戻ってきます)

ゴミ箱の側で「消臭」がどこまで確かめられているかは、ペット用の消臭ゴミ箱|消臭の根拠と、カセット代の見方で扱っています。袋とゴミ箱は、別々に根拠を読む必要があります。

捨て方は、BOS もライオンペットも自治体のルールに従うよう書いています[2][4]。うんちをトイレに流すかどうかは、犬のトイレのうんち|流していいか、メッシュは要るかで自治体の案内を当たっています。

買う前・使う前に見る順番

  1. 「消臭」か「防臭」かを見る。考え方が違います。両方を書いている製品もあります
  2. 数字があれば、何を・何時間で測ったかを見る。物質と時間が違う数字どうしは比べられません
  3. 「何と比べて」が書いてあるかを見る。書いていなければ、その%の意味は分かりません
  4. 袋の大きさは、入れる物より1つ余裕を持たせる。結び目の上を汚さないため
  5. 結び目より上を汚さない。2社が同じことを書いています
  6. 溜める場所の換気と、ゴミ箱の中の突起を確かめる

よくある質問

Q. ペットの消臭袋は、どれがいいですか?

A. ⚠️ 当編集部は製品の優劣を判定しません。実物を使った比較をしていないためです。3社の公表値は、測っている物質も時間も違うため、数字を並べても順位は付けられませんでした[1][4]。代わりに、上の「見る順番」を用意しました。

Q. 消臭袋と防臭袋は、何が違いますか?

A. BOS の説明では、消臭は「発生した臭いを取り除いたり、弱めたりする考え方」、防臭は「臭いそのものを袋の外に漏らさない」考え方です[2]。⚠️ どちらが優れているかは、今回読んだ資料からは判断できませんでした。

Q. 臭わない袋に入れたのに臭います。なぜですか?

A. メーカーが挙げている原因は、袋の破れと結び目より上の汚れです[2][4]。BOS は、自社の袋も「完全に防ぐものではなく」としています[1]。袋を替える前に、結び方と袋の大きさを見直してください。

Q. 袋に使用期限はありますか?

A. BOS は「薬剤を一切使用しておりませんので、開封・未開封に限らず使用期限はございません。」としています[2]。ライオンペットは使用期限の欄が「-」[4]、ペットライブラリーは今回読んだページに記載がありませんでした[5]。

Q. 100円ショップの消臭袋でもいいですか?

A. 今回は確認できませんでした。ダイソーの「ペット用消臭剤入りポリ袋」の製品ページを取りに行きましたが、ページが見つかりませんでした(2026年9月29日・HTTP 404)。「効かない」という意味ではありません。買うときは、上の「見る順番」で表示を読んでください。

編集部の結論

  • 🔴 「消臭袋」は検索する側の言葉。3社のうち、袋の機能として「消臭」を書いていたのは1社だけだった[1][2][4][5]
  • 🔴 BOS は「消す」のではなく「漏らさない」(防臭)と明言し、薬剤を使っていない[2]
  • 🔴 数字を出している2社は、物質も時間も違う。スカトール・0.04ppm[1]と、硫化水素・アンモニア・72時間[4]は比べられない
  • 🔺 ライオンペットの「99%」は、何と比べてかが本文テキストに無かった(画像の中は走査していない)[4]
  • 🟢 2社が同じ注意を書いていた。結び目より上の汚れと破れで、臭いは防げなくなる[2][4]
  • 編集部としては、①消臭か防臭かを見る ②数字は物質と時間を見る ③袋は1つ余裕のある大きさにする ④結び目の上を汚さない ⑤溜める場所の換気を見る、の順を勧めます(判断は当編集部)

記事だけでは判断できないこと

袋の表示は、この記事の見方で読めます。読めないのは、家のほうです。

  • ゴミの日まで袋を置いておける場所が、玄関・洗面・ベランダのどこにあるか
  • その場所に、換気の経路があるか
  • 臭いの元が、袋ではなく床や壁にしみ込んだほうにある場合

床や壁にしみ込んだ臭いは、袋を替えても減りません。その切り分けは、現況を見ないと判断できません。

→ 無料の相談窓口はこちら

次に読む

参考文献・出典

  1. 臭わない袋BOS(クリロン化成)公式サイト「うんちが臭わない袋BOS イヌ用」「臭わない袋BOSの特徴」(2026年9月29日確認・本文3,619字/4,655字)

– 「うんち処理(小型犬用)」SS「サイズ:17cm×27cm」/「うんち処理(中型犬用)」「※シーツ処理(レギュラーサイズ)も可」S「サイズ:20cm×30cm」/「うんち処理(大型犬用)」「※シーツ処理(ワイドサイズ)も可」M「袋サイズ:23cm×38cm」/「シーツ処理用(スーパーワイドサイズ)」L「サイズ:30cm×40cm」

– 「※BOSの防臭性能は大変優れていますが、完全に防ぐものではなく、ご利用される環境などによっては臭い漏れを感じる場合があります。」

– 「袋にスカトールを入れて密封し、経過時間ごとに袋から漏れ出たスカトールの検出濃度を測定しました。」「検出不能:高感度センサー測定限界値(0.04ppm)以下であり検出されず」

– 「市販のうんち袋3種類とBOSに、うんち入りおむつを入れた後、5分後・10分後・数時間後・2日後…7日後のタイミングで臭い漏れを確認してもらいました。」「BOSは、1週間経っても8割以上の方が臭いを感じないと回答。」

– 「臭いは、袋の結び目だけでなく袋全体から漏れるので、結ぶだけでは臭いを閉じこめることはできません。」「どんな袋でも臭いは通過します。」「BOSは、臭いが漏れるスピードがとてもゆっくりになるように設計されています。」

– https://bos-bos.com/product/bos/inu/

– https://bos-bos.com/about/

  1. 臭わない袋BOS 公式サイト「よくあるご質問」(2026年9月29日確認・本文26,189字)

– 「消臭は、発生した臭いを取り除いたり、弱めたりする考え方です。」「一方、BOSは臭いを「消す」のではなく、臭いそのものを袋の外に漏らさない「防臭」という考え方でつくられています。」

– 「袋が破れていたり、結び目より上に汚れが付いたりすると臭いが防げませんのでご注意ください。」

– 「BOSは薬剤を一切使用しておりませんので、開封・未開封に限らず使用期限はございません。」

– 「おむつの処分方法については、各自治体のルールに従ってください。」

– https://bos-bos.com/qa/

  1. 臭わない袋BOS 公式サイト 臭いコラム「消臭袋と防臭袋ってどう違うの?」(2018年1月22日付・2026年9月29日確認)

– 「消臭袋は、消臭剤が袋に入っています。しかし、袋に入っている消臭剤の量は数百mgくらい。」「防臭袋(BOS)は、袋自体がにおいを通しにくいので、防臭効果は半永久的です。」

– https://bos-bos.com/nioicolumn/2018/01/2012/

– 参考: クリロン化成 法人向け製品ページ「注意:BOSの防臭性能は大変優れていますが、完全に防ぐものではありません。」 https://www.kurilon.co.jp/product/bos/

  1. ライオンペット「ニオイをとる砂 ウンチもオシッコも臭わない袋」製品ページ(2026年9月29日確認・本文1,616字)

– 「ウンチ、オシッコ臭を3日間99%ブロック *1」「7層構造&特殊フィルム採用。」「硫化水素ガス、アンモニアガスの72時間後のニオイ漏れのなさ(第三者機関調べ)」

– 材質「ポリエチレン、他」

– 使用上の注意「突起物などにひっかかると、破れることがあります。」「結び目よりも上に、汚れが付くと臭いが防げません。」「各自治体のルールにしたがって処分してください。」

– 当編集部が走査:「比較」0件/「ブランク」0件(画像内の文字は走査していない)

– https://www.lion-pet.co.jp/product/sanitary/sanitary_bag.htm

  1. ペットライブラリー「防臭+消臭!うんち処理袋S 200枚」製品ページ(2026年9月29日確認・本文1,029字)

– 「消臭成分の入ったフィルムが気になる臭いを分解、7層のフィルムが嫌なニオイをブロック!!」/原材料「ポリエチレン、ポリアミド」

– https://www.petlibrary.jp/brand/inunekoneru/109886/

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– 取得日 2026年9月11日(`.tmp/rakko-2026-09-11/H5_suggest.txt`)

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この記事を書いた人

メーカーの仕様書やFAQを複数社ぶん並べて、書いてあることの違いを確かめてから記事にしています。「ペット用」と書いてあっても、中身は各社でけっこう違います。工事が要らないなら要らないと書きますし、間違えたら訂正を出して残します。

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