帰ってきたら、トイレがきれいになっている。でも、ごみ箱にもどこにも無い。
この行動について、編集部は最初「留守番のストレスだろう」と考えていました。留守番中にだけ起きるなら、寂しさや不安が原因という説明がいちばん素直に思えたからです。
ところが、1,552人を対象にした査読論文を読むと、分離不安との関連は否定されていました[1]。
separation anxiety, various types of aggressive behaviour, destructive behaviour and excessive barking, none of which were related to coprophagy
(分離不安、各種の攻撃行動、破壊行動、過度の吠え、そのいずれも食糞とは関連しなかった)
しつけのしやすさにも、年齢にも、食事の種類にも差がありませんでした[1]。
では何と結びついていたのか。そして、家の側で動かせるものは残っているのか。その2点を、論文の数字をそのまま並べて確かめます。
くらすけ
「さみしかったんだね」で終わらせると、次に何をすればいいか分からないままでつ。まず何と関係があるのかを見るでつ。
先に、数字だけ
| 何の数字か | 値 | 出典 |
|---|---|---|
| 「犬 留守番 うんち 食べる」の月間検索数 | 170(難易度29/CPC$2.14) | 実測 |
| 読者の質問の1位・2位 | 「どうして自分のうんちを食べるのか」相対需要100・78 | 実測 |
| 同 3位 | 「子犬がうんちを食べるのをやめさせる方法」19 | 実測 |
| 犬全体で食糞が見られた割合 | 16%(6回以上)〜23%(1回以上) | [1] |
| 🔴 分離不安との関連 | 無し | [1] |
| 🔴 トイレのしつけのしやすさの差 | 無し | [1] |
| 🔴 有意だった因子(5つ) | 早食い/犬種群/多頭飼い/土を食べる/猫の便を食べる | [1] |
| 早食いと言われた割合 | 51.1%(食糞する犬)対 28.2%(しない犬) | [1] |
| 🔴 食べたのが「2日以内の便」だった割合 | 85%(Survey 2)/82%(Survey 1) | [1] |
| 🔴 対処の成功率 | 1〜2%(「離して」のみ4%) | [1] |
| 🔴 食糞用の市販品11種の効果 | 有意には変わらなかった | [1] |
| 🔴 犬回虫の卵が感染能力を持つまで | 2〜3週間 | [2] |
検索している人は「やめさせ方」より「なぜ」を聞いている
先に、読者が何を知りたがっているかを実測しました。
主軸KWの「犬 留守番 うんち 食べる」で質問を取ると0件でした。そこで1語短い「犬 うんち 食べる」に切り替えたところ、9件返ってきました(2026-09-13実測)。
| 質問 | 相対需要 |
|---|---|
| 犬が自分のうんちを食べるのはどうしてですか? | 100 |
| 犬はどうして自分のうんちを食べるのか? | 78 |
| 子犬がうんちを食べるのをやめさせる方法? | 19 |
| (以下6件はいずれも1) | 1 |
「なぜ」を聞く質問の合計は182、「やめさせる方法」は21(合計は当編集部)。比率にして約9対1です。
やめさせ方を先に書いた記事は多いのですが、読んでいる人はまず理由を知りたがっています。この記事も、理由から順に置きます。
16%か23%か:数え方で変わる
まず、どのくらいの犬に起きているのか。
米国カリフォルニア大学デービス校の研究チームが、2つのウェブ調査を6か月あけて実施しています[1]。1つ目は食糞を話題にしていることを伏せた調査で、1,552件の有効回答。そのうち食糞についての設問に答えた1,441人の内訳がこうでした[1]。
| 回答 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 一度も見たことがない | 1,108 | 76.9% |
| 1〜5回見た | 103 | 7.1% |
| 6回以上見た(=食糞犬と定義) | 230 | 16.0% |
「6回以上」を基準にすると16%、「1回でも」なら約23%。論文はこの幅をそのまま書いています[1]。そして6回以上の群のうち79.6%は10回を超えて目撃していました[1]。
つまり一度きりで終わる行動ではなく、繰り返す犬は繰り返します。
「しつけ不足」でも「分離不安」でもなかった
ここが、この論文でいちばん意外だったところです。
論文は食糞する犬としない犬を比べて、差が無かった項目をこう列挙しています[1]。
- 性別・去勢/避妊の区分
- 年齢
- 食事の内容
- トイレのしつけのしやすさ(ease of house training)
- 強迫的行動との関連
さらに問題行動の一覧についても、分離不安・攻撃行動・破壊行動・過度の吠えのいずれとも関連しなかったと明記しています[1]。
トイレのしつけのしやすさに差が無いという結果は、この論文の論旨にとって重要です。著者らは「犬はもともと便を嫌うもので、その嫌悪は正常に保たれている」という前提を立てており、しつけのしやすさに差が無いことがその証拠になるという組み立てになっています[1]。
⚠️ ここで気をつけたいこと。「関連が無かった」は「あなたの犬は不安ではない」という意味ではありません。この調査の集団全体で見たときに、2つが連動していなかったということです。個別の犬について何かを判定するものではありません。
くらすけ
「しつけが足りないからだよ」と言われると落ち込むでつ。でもこの調査では差が無かったでつよ。
では、何と結びついていたのか
論文は段階的な回帰分析を行い、有意だった因子を5つ挙げています[1]。
| 因子 | パラメータ | χ² | p値 |
|---|---|---|---|
| 早食い(Greedy eating) | 0.86 | 27.90 | <0.0001 |
| 犬種群(Breed group) | — | 20.79 | 0.0077 |
| 多頭飼い(Multiple dogs in household) | 0.62 | 11.07 | 0.0005 |
| 土を食べる(Eating dirt) | 1.70 | 14.72 | 0.0001 |
| 猫の便を食べる(Eating cat stools) | 0.51 | 10.84 | 0.001 |
いちばん強く結びついていたのは食べ方でした。食糞する犬の51.1%が「早食い」と評され、しない犬では28.2%[1]。2つ目の調査でも52%とほぼ同じ値が出ています[1]。
編集部として、ここを2つに分けました
住まいのメディアとして気になるのは、この5つのうち、家の側で動かせるものがどれかです。並べ替えるとこうなりました(この分類は当編集部によるもので、論文にこの区別はありません)。
| 因子 | 家の設計で動かせるか |
|---|---|
| 早食い | ✗ 犬の性質 |
| 犬種群 | ✗ 変えられない |
| 土を食べる | ✗(庭の土を断てば別だが論文は触れていない) |
| 多頭飼い | △ 頭数は変えられないが、置き場所は分けられる |
| 猫の便を食べる | ○ 猫のトイレを犬の届かない場所に置ける |
5つのうち、家の側から手が届くのは実質1つ半でした。
猫と同居している家では、猫のトイレの位置が食糞と統計的に結びついていることになります。猫トイレの置き場所は当メディアで別途扱っています([猫トイレの臭い対策|消臭剤より先に効く置き場所と大きさ](https://pet-kurashi.net/2026/08/25/cat-litter-box-placement/)/[猫グッズの収納|1か所にまとめていいもの、離すべきもの](https://pet-kurashi.net/2026/08/30/cat-supplies-storage/))。
試された対処と、その成功率
2つ目の調査(1,475件の有効回答)では、飼い主が実際に試した方法とその成否を聞いています[1]。
| 試した方法 | 実施人数 | 報告された成功率 |
|---|---|---|
| 便から追い払う | 1,048 | 1〜2% |
| 「離して」の号令を褒める | 424 | 4% |
| 便にコショウをかける | 295 | 1〜2% |
| 電気・音の出る首輪で罰する | 56 | 1〜2% |
いちばん高い「離して」でも4%です。
食糞対策として売られている11種の食品添加物・錠剤についても、論文は「coprophagy appeared not to be meaningfully(食糞が有意に変わったようには見えなかった)」と書いています[1]。900人以上が少なくとも1つを購入していました。
⚠️ 論文は限界も書いています。「回答者が製品の説明書どおりに使ったかどうかについての情報は無い」[1]。使い方の問題である可能性は残ります。
編集部が気づいたこと:選択肢に「片付ける」が無い
4つの方法を並べて、気づいたことがあります。
すべて「犬に何かする」方法です。追い払う、号令を教える、便に味を付ける、罰する。「便を早く片付ける」という、家の側を変える選択肢が1つも入っていません。
これは論文の欠点という意味ではありません。調査の設計上、飼い主が実際に試したことを聞いた結果がこの4つだったということです。
そしてもう1つ。上の2つは、人がその場にいないと実行できません。延べ1,823件のうち1,472件=80.7%が、それに当たります(合計と割合は当編集部の計算。1人が複数を併用した重複がありうるため、人数の合計ではありません)。
つまり、いちばんよく使われている対処法は、留守番中には使えません。
くらすけ
その場にいないとできないことを、いない時間の対策にはできないでつ。
残った手がかりは「時間」だけだった
論文が示したもう1つの数字が、ここで効いてきます。
食べられたのは、ほとんどが新しい便でした。2日以内の便を食べたと答えた割合は、Survey 2 で85%、Survey 1 で82%[1]。2つの独立した調査で同じ方向の結果が出ています。
著者らはここから、祖先であるオオカミが巣を寄生虫から守るために、新しい便を片付けていた名残ではないかという仮説を立てています[1]。
この記事の読者にとって意味があるのは、仮説の当否ではありません。
「新しい便に向かう」ということは、裏返すと、家の側で動かせる変数が「便がそこに置かれている時間」しか残っていない、ということです。
そして留守番は、その時間が最も長くなる条件です。
🔴 ただし「2日以内なら安全」とは読めない
ここは慎重に書きます。
論文の仮説は「便が2日を超えると感染性のある幼虫が優勢になる」というものです[1]。これを読むと、「2日以内の便なら寄生虫のリスクは低いのか」と思えてしまいます。
日本の資料に当たると、日数が合いませんでした。
公益社団法人東京都獣医師会の「人と動物の共通感染症ガイダンス」は、犬回虫についてこう書いています[2]。
糞便とともに排泄された虫卵は2〜3週間で成熟した幼虫包虫卵となり、感染能力を持つようになる。
論文の「2日」と、獣医師会の「2〜3週間」。一桁違います。
ただし、これはどちらかが間違っているという話ではありません。論文自身が、感染性を持つまでの日数は「parasite species and ambient temperatures(寄生虫の種と気温)による」と条件を付けています[1]。犬回虫は数ある寄生虫の1つで、種類ごとに時間が違うということです。
⚠️ この2つを並べたのは当編集部です。[1]は米国の研究チーム、[2]は日本の獣医師会で、互いを引用していません。もし両者が同じ寄生虫学の教科書を出典にしていたら、一致しても検証にはなりませんでしたが、[2]は日数の出所を明記していないため、独立しているとまでは確認できていません(この限界も含めて書いています)。
編集部として言えるのは、「新しい便だから安全」という読み方はしないほうがよい、というところまでです。
なお、東京都獣医師会の同ページには、駆虫の推奨も書かれています[2]。
全ての犬に対して2週齢に達した時点で駆虫薬投与を開始し、3か月齢までは2週間おきに再投与を行い、3〜6か月齢では毎月、その後も定期的に駆虫することが推奨されている。
京都府の動物取扱責任者研修資料も、犬・猫回虫症が人に感染してトキソカラ症(幼虫移行症)を引き起こすこと、成犬では無症状のことが多いが子犬では下痢や嘔吐を示す場合があることを挙げています[3]。
⚠️ 京都府の資料(全13ページ)には、虫卵が感染能力を持つまでの日数の記載は見当たりませんでした(当編集部が抽出して検索。「感染性」0件・「成熟」0件)。
家の側でできること(順番つき)
ここまでの材料だけで言えることを並べます。効果を保証するものではありません。論文が示したのは関連であって、対策の効果ではないからです。
1. 便がそこに置かれている時間を短くする
論文が向かう先として示したのは「2日以内の新しい便」でした[1]。留守番の時間をゼロにできないなら、便が置かれる場所と回数の側を見ることになります。
- トイレの数を増やして、1か所あたりの滞留を減らす
- 出かける直前に排泄を済ませられる時間割にする
トイレの場所と必要な広さは[犬のトイレの場所|ごはん・寝床との距離と必要な広さ](https://pet-kurashi.net/2026/09/09/dog-toilet-placement/)に、トレーの実寸は[犬のトイレトレーのサイズ|レギュラーとワイドの選び方](https://pet-kurashi.net/2026/09/13/dog-toilet-tray-size/)にまとめています。
2. サークルの中は、便との距離が構造的に近い
サークルやケージに入れて出かける家は多いのですが、囲いの中では寝床と便の距離が物理的に短くなります。
囲いの中にトイレをどう置くかは[犬のトイレトレーニング|サークルの中の置き方と広さ](https://pet-kurashi.net/2026/09/12/dog-crate-toilet-layout/)で扱いました。広さが取れない家では、囲いを広げるのではなく置き場所ごと変えられるかを[犬のケージの置き場所|リビング・寝室・和室の選び方](https://pet-kurashi.net/2026/09/08/dog-cage-placement/)で比べています。
3. 猫と同居しているなら、猫トイレを先に隔てる
5つの有意因子のうち、家の側から最も直接手が届くのがここです(Eating cat stools・p=0.001)[1]。猫トイレを犬が入れない場所に移す、または犬が通れない開口で仕切る、という設計の話になります。
4. 多頭なら、排泄の場所を分けられるか見る
多頭飼いも有意でした(p=0.0005)[1]。頭数は変えられなくても、トイレを分けることはできます。
5. やらないほうがよさそうなこと
論文の数字を素直に読むと、罰する方向の対処は成功率1〜2%でした[1]。しつけで避けたほうがよい手法は[犬のしつけでやってはいけないこと|家の側の準備](https://pet-kurashi.net/2026/09/11/dog-training-what-not-to-do/)にまとめています。
この研究が測っていないこと
正直に書いておきます。
この論文は「留守番」を測っていません。Survey 1 の調査項目の一覧(Table 1)を読むと、こういう項目が並んでいます[1]。
世帯の犬の頭数・性別・年齢・犬種/犬が使える庭の広さ(Yard space available to dogs)/トイレのしつけのしやすさ/与えている食事の種類/食べ方(好き嫌いが多い・早食い・普通)/犬への愛着の度合い/10項目の問題行動/サイレンに遠吠えするか/草や便以外の非栄養物を食べるか/草や植物を食べる頻度
「留守番の時間」に相当する項目はありません。一方で庭の広さは調べられていました(ただし有意だった5因子には入っていません)。
つまり、日本で月170回検索されている「犬 留守番 うんち 食べる」という問いに、この論文は直接は答えていません。答えているのは「食糞という行動そのものが何と結びついているか」までです。
🔴 編集部はここで一度間違えかけました。保存した論文の本文を「alone」で検索して0件だったので「留守番は扱われていない」と書こうとしたのですが、ヒットした5件を読むとすべて “leave it alone”(放っておけ)などの別の意味でした。逆に「yard」を小文字で検索すると0件でしたが、本文の表記は大文字の “Yard” で、実際には項目として存在していました。
検索して0件だったことを、そのまま「無かった」と書かなくてよかった事例です。
よくある質問
Q. 空腹だから食べるのですか?
この調査では、食事の種類による差は見られませんでした[1]。ただし食べ方(早食いかどうか)は最も強く関連していました[1]。量の問題かどうかまでは、この調査からは分かりません。
Q. 子犬だけの行動ですか?
いいえ。論文は「食糞は幼若期の行動の反映とは思われない」としており、年齢による差は見られませんでした[1]。
Q. 市販の食糞防止サプリは効きますか?
この調査で評価された11種の製品について、論文は有意な変化は見られなかったとしています[1]。⚠️ 説明書どおりに使われたかの情報は無いと論文自身が断っています[1]。個別の製品について当編集部が試したものではありません。
Q. 叱ればやめますか?
電気・音の出る首輪で罰した群(n=56)の成功率は1〜2%でした[1]。
Q. 病気の可能性はありますか?
この論文は健康な犬を対象にした飼い主アンケートで、病気との関連を調べたものではありません。食欲や便の状態に他の変化がある場合や、急に始まった場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
Q. 人にうつりますか?
犬回虫は人に感染してトキソカラ症(幼虫移行症)を起こすことがあり、感染症法の五類感染症に位置づけられています[2][3]。感染経路として「犬・猫を飼育している環境や、それらの糞便が含まれる公園の砂場などにおける成熟虫卵の経口摂取」が挙げられています[2]。駆虫の計画については獣医師にご相談ください。
編集部の結論
この行動は、飼い主の努力が足りないから起きているのではなさそうです。
1,552人・1,475人の2つの調査で、しつけのしやすさにも、分離不安にも、年齢にも、食事の種類にも差が無かった[1]。そして試された4つの対処はどれも成功率が1〜4%、市販品11種も有意に変わらなかった[1]。
「留守番中だから」という説明も、この調査は支持していません。そもそも留守番の時間を測っていないからです。
編集部として言えるのは、手が届くのは「便が置かれている時間」と「猫の便に届くか」の2か所だ、というところまでです。どちらもしつけではなく、家の中の配置の話です。
そして、「新しい便だから寄生虫は大丈夫」とは読まないでください。犬回虫について日本の獣医師会が書いている日数は2〜3週間で、論文の2日とは一桁違います[1][2]。
次に読む
- [犬の留守番|出かける前に家で見る5か所](https://pet-kurashi.net/2026/09/12/dog-home-alone-safety/) — 留守番そのものの安全確認
- [犬のトイレの場所|ごはん・寝床との距離と必要な広さ](https://pet-kurashi.net/2026/09/09/dog-toilet-placement/) — 置き場所と広さ
- [犬のトイレトレーニング|サークルの中の置き方と広さ](https://pet-kurashi.net/2026/09/12/dog-crate-toilet-layout/) — 囲いの中の配置
- [犬のトイレのうんち|流していいか、メッシュは要るか](https://pet-kurashi.net/2026/09/12/dog-toilet-poop-disposal/) — 片付け方そのもの
- [猫トイレの臭い対策|消臭剤より先に効く置き場所と大きさ](https://pet-kurashi.net/2026/08/25/cat-litter-box-placement/) — 猫と同居している場合
家ごとに違う部分は、写真を見ながら相談できます
トイレの数を増やせるか、猫トイレを犬の入れない場所に移せるかは、間取り・扉の位置・扉の下の隙間・段差で変わります。記事で比べられるのはここまでで、自分の家で何ができるかは、現状を見ないと決まりません。
工事が必要かどうかの切り分けから、[無料の相談窓口](https://pet-kurashi.net/soudan/)でご相談いただけます。
※本記事は住まいづくりの観点から一般的な情報を提供するものであり、個々のペットの診断・治療に代わるものではありません。歩き方や行動に気になる変化がある場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
参考文献・出典
- Hart B.L., Hart L.A., Thigpen A.P., Tran A., Bain M.J. (2018)「The paradox of canine conspecific coprophagy」*Veterinary Medicine and Science* 4(2)(カリフォルニア大学デービス校獣医学部)
– 「The findings revealed that 16% of dogs sampled engaged in frequent conspecific coprophagy, defined as having been seen eating stools at least six times.」
– 「Of the 1441 respondents answering the questions about conspecific stool eating, 76.9% (1108) reported never having seen their dog eating stools … while 16.0% (230) reported having seen their dogs eating stools ≥6 times … Those reporting having seen their dogs eating stools 1–5 times … were 7.1% (103).」
– 「Of the respondents with frequent stool eaters, 79.6% reported seeing their dogs eating stools greater than 10 times.」
– 「there was no difference with regard to distribution among sex or neuter categories, age, diet, ease of house training or association with a compulsive behaviour」
– 「separation anxiety, various types of aggressive behaviour, destructive behaviour and excessive barking, none of which were related to coprophagy」
– Table 3「Greedy eating 0.86 / 27.90 / <0.0001」「Breed group NA / 20.79 / 0.0077」「Multiple dogs in household 0.62 / 11.07 / 0.0005」「Eating dirt 1.70 / 14.72 / 0.0001」「Eating cat stools 0.51 / 10.84 / 0.001」
– 「The variable most highly associated with coprophagy was the reported eating style, with 51.1% of coprophagic dogs referred to as greedy eaters compared with just 28.2% of non‐coprophagic dogs.」
– 「the various procedures were: chase away from stools (n = 1048); reward the successful command of ‘leave it alone’ (n = 424); lace stools with pepper (n = 295); and punish by electronic or sound‐emitting collar (n = 56). The reported success rate was 1–2% except for ‘leave it alone’ which was slightly higher at 4%.」
– 「While we have no information about the degree to which respondents followed instructions given with the products, coprophagy appeared not to be meaningfully」
– 「with 85% identified as eating fresh stools. This corresponds to Survey 1 with 82% of frequent stool eaters having been seen eating stools no older than 2 days.」
– 「infective forms of intestinal parasites in the faeces develop into infective larvae after a few days, depending upon parasite species and ambient temperatures.」
– Table 1 の調査項目に「Yard space available to dogs」あり。留守番の時間に相当する項目は無い(当編集部が本文43,370字・読める文字99.9%を取得して検索)
– https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5980124/ (確認日 2026-09-13)
- 公益社団法人東京都獣医師会「人と動物の共通感染症ガイダンス」トキソカラ症(幼虫移行症)
– 「糞便とともに排泄された虫卵は2~3週間で成熟した幼虫包虫卵となり,感染能力を持つようになる.」
– 「犬・猫を飼育している環境か,それらの糞便が含まれる公園の砂場などにおける成熟虫卵の経口摂取.」
– 「全ての犬に対して2週齢に達した時点で駆虫薬投与を開始し,3か月齢までは2週間おきに再投与を行い,3~6か月齢では毎月,その後も定期的に駆虫することが推奨されている.」
– 「感染症法:五類感染」
– https://tvma.or.jp/activities/guidance/infections/toxocariasis/ (確認日 2026-09-13・本文1,844字を取得して検索)
- 京都府「動物取扱責任者研修資料2023」(全13ページ)
– 「犬・猫回虫症は、その名の通り犬・猫に寄生する犬回虫(Toxocar canis)と猫回虫(Toxocara cati)によって引き起こされる感染症です。」
– 「成犬の場合、感染しても無症状の場合が多く、仔犬の場合、消化器症状(下痢や嘔吐)を示す場合が多く、脱水症状を起こして重篤な症状になる場合がある。」
– 「犬・猫回虫症は人に感染し、トキソカラ症(幼虫移行症)を引き起こします。トキソカラ症(幼虫移行症)には眼幼虫移行症や内臓幼虫移行症があります。」
– ⚠️ 当編集部が全13ページ(4,902字・抽出=ok)を取得して検索したが、虫卵が感染能力を持つまでの日数の記載は見当たらなかった(「感染性」0件・「成熟」0件)
– https://www.pref.kyoto.jp/doubutsu/documents/04kensyushiryou.pdf (確認日 2026-09-13)

