断熱リフォームの効果|夏のペットの留守番と室温の保ち方

「断熱リフォームは効果なし」? ペットの留守番から調べたら、犬の適温が資料で11度ずれていました
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夏、出かける前にエアコンの設定温度で少し迷う。28℃でいいのか、27℃なのか、そもそもつけっぱなしでいいのか。留守番させる側からすると、この数字はけっこう重たいものです。

そこで編集部は「留守番中の室温を上げない家にするには、断熱リフォームがどこまで効くのか」を調べることにしました。ところが、調べ始めてすぐに2回つまずきました。

1回目は、検索の候補に「断熱リフォーム 効果 なし」が出てきたこと。2回目は、犬の適温を確かめようとしたら、同じ会社の資料の中で数字が11度ずれていたことです。

くらすけ

くらすけ

「何度にすればいいか」を知りたかっただけなのに、その前でつまずいてるでつ。

目次

結論|「何度に設定するか」より、「その温度が保てるか」を見る

先に結論を書きます。今回の調査で、編集部は次のように整理しました。

論点今回わかったこと
適温は何度か資料によって違う。犬は15〜21度と26℃の両方が書かれており[4][5]、猫は20〜25℃[6]。一つの数字に決められない
断熱リフォームは効果なしか実施した人への調査では約8割が「快適に過ごせるようになった」と回答[2]。ただし工事内容・住宅ごとの条件は公表されていない
どこから手を付けるか環境省は「まずは効果の高い窓から」としている[7]
ペット向けの情報はあるか上位20ページにペット・留守番の記述は無かった(編集部調べ・2026-08-30)

つまり、設定温度を当てにいく話ではなく、設定した温度が保たれる家かどうかの話です。

冷房を強くしても部屋が冷えるまで時間がかかる、電気代が上がりすぎる——この2つが解けないかぎり、留守番の時間だけを気合いで乗り切ることになります。断熱リフォームが関わってくるのは、この「保てるか」の側でした。

以下、そう考えるに至った順に書きます。

断熱リフォームは効果なし?

検索候補の1件目が「効果なし」だった

記事を書く前に、編集部で検索データを取りました(2026年8月30日取得)。「断熱 リフォーム 効果」で出てくるサジェスト(検索窓の候補)を並べると、1件目が「断熱 リフォーム 効果 なし」でした。

質問データのほうはもっとはっきりしています。相対需要の上位2つがこれです。

質問相対需要出た時期
窓だけの断熱リフォームは効果がある?100過去90日
断熱リフォームは効果なしって本当?76過去90日

どちらも直近90日に出てきた新しい質問です。この工事について、いま多くの人が「疑いから」入っていることが数字に出ていました。

東京都の調査では、実施者の約8割が「快適になった」と答えている

では実施した人はどう答えているのか。東京都(環境局/(公財)東京都環境公社)が全国の持ち家居住者1,400名に行った「住まいの室温に関する実態調査」(2025年7月実施)に、実施者の回答が載っていました[2]。

  • 約8割が「快適に過ごせるようになった」
  • 節約できた光熱費は平均3,479円/月
  • 「遮音性」のメリットを感じた人も3割

「効果なし」という検索の多さと、この回答は方向が逆です。

編集部の読み方|数字はあるが、条件が書かれていない

ただし編集部としては、この8割をそのまま「だから効果があります」とは書きません。この調査はインターネットによる意識調査で、どの部位を、どの仕様で工事した人の回答なのかが公表されていないからです。

一方で、疑いの側にも根拠は示されていません。今回確認した範囲では、「効果がなかった」ことを示す公的な調査は見つけられませんでした。

そこで編集部は、「効くか効かないか」ではなく、「どこを直すと、何が変わると書かれているか」を見ていくことにしました。

ペットのいる家では、何が変わるのか

平均6,692字・見出し26個の記事が並んでいる

構成を決めるため、Google上位20ページの見出しを機械的に抽出しました(2026年8月30日実測)。平均文字数は6,692字、平均見出し数は25.95。リフォーム会社のコラム、環境省の「デコ活」、断熱専門サイト、不動産会社が並びます。

全ページが共通して持っていた要素は、メリット(快適性・冷暖房費・ヒートショック)、施工場所別の説明、工法、断熱材の種類、費用相場、補助金、結露の注意——の7つでした。

そして、20ページのどこにも「ペット」「留守番」は出てきませんでした。断熱リフォームの情報は、人が家にいる時間のために書かれているということです。

「冷房だけでは限界」の理由も、全部“人が在宅している前提”だった

もう一つ、東京都が2026年6月に行った意識調査(都内の持ち家居住者1,200名)を見ると、この偏りがはっきりします[1]。

「冷房で冷やすだけでは限界があると感じる」と答えた人は56.8%。その理由の上位はこうでした[1]。

理由割合
冷房をつけると電気代が高くなりすぎる68.0%
冷房をつけても部屋が冷えるまでに時間がかかる35.4%
就寝時など、冷房をつけ続けることへの抵抗がある32.3%
冷房を強くすると体調が悪くなる30.1%

4つとも、人が家にいる場面の理由です。同じ調査では困りごととして睡眠障害(26.7%)、在宅ワークに集中できない(8%)も挙がっていますが、留守番に関する設問はありません。

ちなみに、室温を実際に測ったことがある人(n=693)のうち34.9%が自宅で35℃以上を経験しています[1]。この数字は「人がいる家」で測られたものです。人がいない時間の室温を測ったデータは、今回見つけられませんでした。

くらすけ

くらすけ

つまり、留守番の部屋が何度になるかは、まだ誰も測ってないってこと?

夏の留守番は、エアコンを切るほうが危ない

アニコムの調査|リビングでの熱中症は「在宅時のほうが多い」

編集部は当然、「留守番中が危ない」という前提で資料を探しました。ところが、ペット保険のアニコム損害保険が公開している熱中症の発生状況に、こう書かれていました[4]。

熱中症の発生場所を調査したところ、「散歩中・ドッグラン」「リビング」での発生が多く見られました。(中略)「リビング」では、ペットだけでの留守番中よりも、家族も家に在宅している時に多く発生していました。[4]

前提が逆でした。

同じ資料は、その理由をこう続けています。「成犬の適温は15〜21度といわれるため、飼い主が快適に感じていても、愛犬にとっては体調を崩しかねない室温である場合もあり」[4]。

ただしこれは「件数」であって、留守番1時間あたりの危険度ではない

ここは慎重に読む必要があります。この記述は発生した件数の比較で、「留守番1時間あたり」と「在宅1時間あたり」を揃えて比べた数字ではありません。在宅している時間のほうが長ければ、件数が多くなるのは自然です。調査年や対象頭数も、このページには明記されていません。

したがって「留守番のほうが安全」とは読めません。同じアニコムの資料は、注意したい状況の筆頭に「エアコンのない部屋や車などの暑い環境下に長い時間いる状況(留守番時など)」を挙げています[4]。

それでも、この一文は記事の前提を変えた

編集部が受け取ったのは、「留守番だけを心配していると、在宅中を見落とす」という点です。

人が家にいる=エアコンが入っている、とは限りません。東京都の調査で挙がっていた「電気代が高くなりすぎる(68.0%)」「つけ続けることへの抵抗(32.3%)」は、人が家にいる時間に働く動機です[1]。在宅中こそ、人の感覚に合わせて温度が決まっている時間帯とも言えます。

犬の適温は何度?(資料によって幅がある)

ここで冒頭の2つ目のつまずきです。適温を確かめようとしたら、数字が揃いませんでした。

「成犬の適温は15〜21度」

先ほどの熱中症発生状況のページには15〜21度と書かれています[4]。

「快適な温度は26℃・湿度50%程度」(獣医師監修)

一方、同じアニコム損保が獣医師監修として公開している解説記事には、こう書かれています[5]。

犬は人より暑さに弱いため、犬種や健康状態にもよりますが人が快適と感じるよりもやや涼しめな温度・湿度がいいでしょう。温度は26℃、湿度は50%くらいがおすすめです。極端に冷やしすぎると、体調を崩してしまうかもしれないので気を付けましょう。[5]

上限で見て21度と26℃。5度、下限まで含めれば11度の開きがあります。同じ会社が出している資料どうしでこれだけ違いました。

なお、犬の平常時の体温(直腸温)は小型犬で38.6〜39.2℃、大型犬で37.5〜38.6℃とされ、40.5℃を超えると高体温状態と考えられると説明されています[5]。

猫は20〜25℃・湿度50〜60%

猫についても同社の獣医師監修記事に記載があります[6]。

猫の場合、室温を20℃以下まで下げる必要はありません。むしろ人間がそこそこ快適に感じる室温で(中略)猫の場合推奨される温度は20~25℃程度、湿度は50~60%程度と言われています。[6]

犬と猫でも推奨が違います。さらに同記事は、猫はパンティング(口を開けた呼吸)をすること自体がまれで、それが見られる時点で体温39℃を超えているとしています[6]。

編集部の判断|「何度に設定」を記事の答えにしない

3つの資料で数字が揃わなかった以上、編集部としてこの記事で「◯℃に設定してください」とは書けません。犬種・年齢・持病・被毛・肥満で条件が変わることも、いずれの資料にも明記されています[5][6]。設定温度は、かかりつけの獣医師に確認するのが確実です。

書けるのは、住まい側の話です。何度に設定するかを決めたとして、その温度が保たれるかどうかは家の側の性能で決まる。ここからが断熱リフォームの範囲でした。

断熱の話になるのはここから|「保てるか」の側

冷房を使っていても暑さストレスがある、というデータ

東京都の調査では、冷房を使用していても暑さストレスを感じることが「よくある・たまにある」と答えた人が56.6%でした[1]。冷房を入れている=室温が保たれている、ではないということです。

留守番に置き換えると、こうなります。エアコンをつけて出かけたかどうかと、部屋が何度だったかは、別の話。

人の熱中症も、発生場所は住居が最多

参考として、人の統計も見ておきます。総務省消防庁によると、令和7年(5〜9月)の熱中症による救急搬送人員は100,510人で、平成20年の調査開始以降で最多でした。発生場所別では住居が約38%で最も多く、次いで道路(約20%)、屋外の不特定場所(約12%)、仕事場(約11%)です[3]。

これはあくまで人のデータで、ペットに当てはめられるものではありません。ただ、「住居の中」が最も多い場所であるという点は、犬の熱中症の発生場所に「リビング」が挙がっていること[4]と方向が一致しています。

どこを断熱すると効くのか|環境省は「まずは窓」と書いている

環境省の国民運動「デコ活」の断熱リフォーム解説は、部位ごとの説明をこう整理しています[7]。

部位環境省の記載[7]
「検討するならまずは効果の高い窓から」。室内の結露防止、防音などにも効果があるとしている
天井「夏の天井裏の気温は50℃以上になることも」。夏は外からの熱の侵入を防ぐ
冷気の侵入や底冷えを防止する(冬側の説明)
外壁冷暖房の効果向上が期待できる

同ページは断熱リフォームのメリットとして「1年中快適に過ごせる」「冷暖房費が抑制できる」「ヒートショックのリスク軽減」の3つを挙げています[7]。いずれも人の暮らしを前提にした説明で、ペットへの言及はありません。

ペットの視点で気になるのは「床」です。犬は体高が低く、地面からの放射熱の影響を受けやすいとされています[4]。屋外のアスファルトについての記述ですが、室内でも犬猫が人より低い位置で過ごすことは変わりません。

ただし、夏の室内で床付近と人の高さでどれだけ温度差があるのかを示す一次資料は、今回見つけられませんでした。「床は低いから暑い/涼しい」と書ける根拠が無いため、ここは推測を書きません。確かめられたのは、環境省が夏の熱について名指ししているのは天井(天井裏50℃以上)であって床ではない、ということまでです。

「窓だけ」で足りますか?

質問データで需要が最も大きかった問いです(相対需要100)。

今回確認した範囲では、「窓だけで足りる」と書いた公的資料はありませんでした。環境省が書いているのは「まずは効果の高い窓から」という優先順位です[7]。「窓から始める」と「窓で終わる」は違います。

一方で、国が予算を付けている補助事業が窓とドアに限定されているのは事実です。先進的窓リノベ2026事業の令和7年度補正予算は1,125億円で、対象は断熱窓への改修(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)と、窓と同一契約で行うドア交換です[8]。費用に対する補助の手厚さで見れば、窓から手を付ける合理性はあります。

費用はいくら?|逆算できることと、できないこと

編集部は今回、内窓や断熱工事の費用相場を示す一次資料を確認できませんでした。そのため「相場◯万円」とは書きません。

ただし、環境省の事業概要には金額の手がかりが1つあります。補助単価について「一般的に要する費用の1/2以内で設定」と明記されている点です[8]。

ここから逆算すると(=編集部の計算です)、たとえば戸建てで内窓(SSグレード・中サイズ)1か所の補助が58,000円なので、国が想定している一般的な費用はおおむね11万円台以上、ということになります。あくまで補助単価から逆算した目安で、実際の見積とは異なります。窓の形状・サイズ・搬入経路・下地の状態で変わるためです。

工事全体の費用の考え方は[ペットリフォームの費用相場まとめ](https://pet-kurashi.net/2026/08/20/pet-reform-cost/)にまとめています

補助金|先進的窓リノベ2026事業(2026年8月31日確認)

内窓設置は1か所36,000〜140,000円

戸建住宅の内窓設置の補助単価は次のとおりです[8]。

グレード特大
SS140,000円89,000円58,000円36,000円
S76,000円52,000円34,000円22,000円
A対象外対象外対象外対象外

補助の上限は100万円/戸です[8]。

2025年から変わった点|内窓Aグレードが対象外に

事業概要には、2025年事業からの主な変更点として「内窓Aグレードを補助対象から除外」が明記されています[8]。去年の情報のまま製品を選ぶと、補助が出ない組み合わせがありうるということです。

予算の消化は8月31日時点で20%

事務局サイトは予算に対する補助金申請額の割合を毎日公表しています。2026年8月31日午前0時時点で20%でした[9]。予算上限に達し次第、交付申請の受付を終了すると明記されています[9]。

交付申請期限は予算上限に達するまで(遅くとも令和8年12月末まで)とされています[8]。

申請は事業者経由。消費者は直接申請できない

補助金の申請手続きと受け取りは登録された「窓リノベ事業者」が行い、一般消費者が直接申請することはできません[9]。登録のない事業者との契約は補助対象になりません[9]。業者選びの段階で確認が要ります。

補助金の全体像と、他事業との関係は[ペットリフォームで補助金は使える?](https://pet-kurashi.net/2026/08/22/pet-reform-subsidy/)で扱っています

注意点|結露と、ペットの家ならではの確認

結露。環境省は窓の断熱リフォームの効果として結露防止を挙げていますが[7]、部位によっては温度差の位置が変わります。上位20ページも全社が「結露・施工品質」を注意点として扱っていました。施工会社に、工事後に結露がどこで起きうるかを確認してください。

窓の開け閉めが一手間増えること。内窓は既存の窓の内側にもう一つ窓を作るものです[8]。猫がいる家では、窓の開閉と網戸の扱いが脱走の経路に直結します。内窓が付くと開け閉めの手順が増えるため、家族全員で手順を合わせておく必要があります。窓まわりの脱走・転落については[猫の窓・ベランダからの脱走と転落を防ぐ](https://pet-kurashi.net/2026/08/21/cat-window-escape-prevention/)にまとめました

なお、内窓の防音の話は[内窓で犬の鳴き声はどこまで静かになる?](https://pet-kurashi.net/2026/08/22/inner-window-soundproof/)で別途扱っています。断熱と防音は、同じ工事で語られがちですが測っているものが違います。

よくある質問

Q. 断熱リフォームは効果なしって本当ですか?

A. 実施者への調査では約8割が「快適に過ごせるようになった」と回答しています[2]。ただし工事内容ごとの条件は公表されていません。「効果がなかった」ことを示す公的な調査は、今回見つけられませんでした。

Q. 窓だけの断熱リフォームでも効果はありますか?

A. 環境省は「まずは効果の高い窓から」としています[7]が、「窓だけで足りる」と書いた公的資料は確認できませんでした。

Q. 留守番中は何℃に設定すればいいですか?

A. 資料によって数字が違うため、この記事では特定の温度をおすすめしません。犬について15〜21度[4]と26℃[5]、猫について20〜25℃[6]という記載があり、犬種・年齢・持病でも変わるとされています。かかりつけの獣医師にご確認ください。

Q. マンションでもできますか?

A. 内窓は室内側の工事ですが、窓(サッシ)は多くの場合、管理規約上の共用部分にあたります。管理規約と管理組合の承認の確認が先です。補助単価も中高層集合住宅では別の表になります[8]。

Q. 賃貸でもできますか?

A. 先進的窓リノベ2026事業には賃貸集合住宅向けの案内もありますが[8]、工事の主体は所有者です。入居者の判断だけでは進められません。

編集部の結論

この記事で確かめられたのは、次の点です。

  • Google上位20ページ(平均6,692字・見出し25.95)に、ペット・留守番の観点は1件も無かった(編集部調べ・2026-08-30)
  • 東京都の意識調査で「冷房だけでは限界」の理由に挙がる上位4項目は、すべて人が在宅している場面の理由で、留守番の設問は無い[1]
  • アニコム損保の資料は、リビングでの熱中症が留守番中より在宅時に多く発生したと記している[4]。ただし件数の比較であり、時間あたりの危険度ではない
  • 犬の適温は同じ会社の資料内で15〜21度[4]と26℃[5]に割れており、猫は20〜25℃[6]。一つの数字に決められない
  • 環境省は「まずは効果の高い窓から」とし[7]、夏の熱について名指ししているのは天井裏(50℃以上)[7]。床付近の室温を示す一次資料は見つけられなかった
  • 補助は内窓設置で1か所36,000〜140,000円・上限100万円/戸内窓Aグレードは2026事業から対象外[8]、予算消化は2026年8月31日時点で20%[9]

編集部としては、「設定温度を決めきる」ことより、「決めた温度が留守中も保たれるか」を先に確かめることをおすすめします。冷えるまで時間がかかる家では、出かける30分前にエアコンを入れても間に合いません。

そして、在宅中を軽く見ないこと。人がいる時間は、人の感覚で温度が決まります。犬の適温として書かれている数字は、いずれも人が快適と感じるより涼しめでした[4][5]。

くらすけ

くらすけ

「何度にするか」より「その温度でいられるか」。ぼくが言いたかったのも、たぶんそっちでつ。

そのうえで、家ごとに変わる部分があります。今の窓が何枚ガラスなのか、サッシの奥行きが内窓を入れられる寸法なのか、マンションなら管理規約でどこまで認められているのか、天井裏に断熱材が入っているのか——これは資料を読んでも分かりません。

写真や図面を見ながら、工事が必要かどうかの切り分けから相談できます。見積は施工会社が現地を確認したうえで作成します。相談は無料です。

→ [住まいの相談窓口はこちら](https://pet-kurashi.net/soudan/)

※本記事は住まいづくりの観点から一般的な情報を提供するものであり、個々のペットの診断・治療に代わるものではありません。室温の設定や、暑さによる体調の変化については、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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参考文献・出典

(すべて2026-08-31に編集部が直接確認)

  1. 東京都(環境局/公益財団法人東京都環境公社)報道発表「夏の住まいに関する意識調査を実施」2026年6月25日、および別紙1「調査結果詳細」(インターネット調査/令和8年6月実施/都内の戸建てまたは分譲集合住宅に住む20〜70代 計1,200名)。室温測定経験者n=693のうち34.9%が35℃以上を経験、電気代の負担84.3%、冷房使用時も暑さストレス56.6%、「冷房で冷やすだけでは限界」56.8%とその理由(68.0%/35.4%/32.3%/30.1%)、断熱・遮熱リフォームへの興味55.5%、助成制度認知者n=422の77.0%対非認知者n=778の43.8% https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/06/2026062524 /別紙1 https://www.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/tosei/20260625_29_07
  2. 東京都(環境局/公益財団法人東京都環境公社)報道発表「住まいの室温に関する実態調査 結果報告」2025年8月27日(2025年7月実施/全国の戸建てまたは分譲集合住宅に住む20〜80代 計1,400名)。断熱リフォーム実施者の約8割が「快適に過ごせるようになった」、節約できた光熱費は平均3,479円/月、遮音性のメリットを感じた人3割 https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/08/2025082709
  3. 総務省消防庁「令和7年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況」令和7年10月29日公表(確定値)。搬送人員累計100,510人(平成20年の調査開始以降で最多)、高齢者約57%、発生場所別は住居約38%・道路約20%・不特定者が出入りする屋外約12%・仕事場約11% https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_nenpou_r7.pdf
  4. アニコム損害保険株式会社「STOP熱中症プロジェクト|熱中症発生状況」(みんなのどうぶつ手帳)。発生場所は「散歩中・ドッグラン」「リビング」が多い/リビングでは留守番中より家族が在宅している時に多く発生/成犬の適温は15〜21度といわれる/体高が低い犬は地面からの放射熱の影響を受けやすい/注意したい状況の筆頭に「エアコンのない部屋や車などの暑い環境下に長い時間いる状況(留守番時など)」 https://www.anicom-page.com/tobyoki/yobo/yobo01.html
  5. アニコム損害保険株式会社「犬の熱中症はなぜ起こる?症状や応急処置、暑さ対策を解説【獣医師監修】」(犬との暮らし大百科/監修獣医師:石川美衣)。快適な温度は26℃・湿度50%程度/直腸温は小型犬38.6〜39.2℃・大型犬37.5〜38.6℃、40.5℃超で高体温状態/短頭種・北欧犬種・黒毛・持病・肥満はリスクが高い https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  6. アニコム損害保険株式会社「猫も熱中症になる?症状、予防法を知って万全の対策を!【獣医師監修】」(猫との暮らし大百科)。猫に推奨される温度は20〜25℃程度・湿度50〜60%程度/室温を20℃以下まで下げる必要はない/猫でパンティングが見られるのは体温39℃を超えてから https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/5825.html
  7. 環境省 デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)「断熱リフォーム」。断熱リフォームの定義(天井・壁・床などの断熱施工や開口部の断熱施工)/メリット3点(1年中快適・冷暖房費の抑制・ヒートショックのリスク軽減)/「検討するならまずは効果の高い窓から」/「夏の天井裏の気温は50℃以上になることも」 https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/eco-life/insulation/
  8. 環境省「先進的窓リノベ2026事業の概要(断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業)」令和8年5月27日更新(PDF)。令和7年度補正予算1,125億円/上限100万円/戸/補助単価は「一般的に要する費用の1/2以内で設定」/戸建住宅の内窓設置 SS 140,000〜36,000円・S 76,000〜22,000円/2025年事業からの主な変更点として「内窓Aグレードを補助対象から除外」/交付申請期限は予算上限に達するまで(遅くとも令和8年12月末まで) https://www.env.go.jp/content/000402265.pdf /事業ページ https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/window_00004.html
  9. 先進的窓リノベ2026事業事務局 公式サイト。予算に対する補助金申請額の割合=20%(2026年8月31日午前0時時点)/予算上限に達し次第、交付申請の受付を終了/申請と受け取りは登録された窓リノベ事業者が行い一般消費者は直接申請できない/登録のない事業者との契約は補助対象外 https://window-renovation2026.env.go.jp/
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メーカーの仕様書やFAQを複数社ぶん並べて、書いてあることの違いを確かめてから記事にしています。「ペット用」と書いてあっても、中身は各社でけっこう違います。工事が要らないなら要らないと書きますし、間違えたら訂正を出して残します。

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